省電舎ホールディングスと、さいか屋が時価総額10億円達成
時価総額10億円割れで上場廃止危機の企業8社の続きです。
2月1日、東証は、省電舎ホールディングス(1711)とさいか屋(8254)の時価総額が10億円以上になったことで、上場廃止に係る猶予期間からの解除を発表しました。
省電舎ホールディングス
日足チャート
・1月31日終値359円、1月平均株価358円
・1月31日時価総額10億0598万0107円、1月平均時価総額10億0317万7934円
2月4日終値361円。前日比11円高でした。
さいか屋
日足チャート
・1月31日終値331円、1月平均株価329.68円
・1月31日時価総額10億3778万8934円、1月平均時価総額10億3366万3521円
2月4日終値345円。前日比11円高でした。
ただ、どちらの銘柄も、10億円達成記念で株価が急騰しませんでした。
決算発表が行われたり(さいか屋)、発表時期が近づいたり(省電舎HD)しているので、別の要因で株価が動いているようです。
時価総額10億円割れのときも海外経由でしたから、こちらがメインじゃなかったみたいですね。
なお、カネヨウ(3209)は事業計画改善書を提出したため、猶予期間が2019年9月30日までに確定しました。
カネヨウ
日足チャート
・1月31日終値714円
・時価総額10億0432万6680円(714円×140万6620株)
1月31日時点で時価総額10億円を回復しています。このまま行けば、2月中に条件をクリアしそうですね。