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日本抵抗器製作所のTOBによる上場廃止と配当金、株主への影響について(TOB価格1,901円)

2026.09.17

2026年9月17日(木)、東証スタンダード上場のフェローテック(6890)は、同じくスタンダード上場の日本抵抗器製作所(6977)に対してTOB(株式公開買付け)を実施すると発表しました。

日本抵抗器製作所のTOB:完全子会社化による上場廃止

フェローテックは日本抵抗器製作所の株式を取得し、日本抵抗器製作所を完全子会社化することを目的としています。TOBが成立し、その後の手続が完了すれば、日本抵抗器製作所は上場廃止となる見込みです。

株主が保有株を売却し利益を確定させるには、指定の期間内にTOBに応募する方法と、市場で売却する方法の2つの選択肢があります。

TOB条件とスケジュール

1. 買付価格(TOB価格):1,901円
2. 買付期間(TOB期間):2026年9月18日(金)から11月5日(木)まで(30営業日)
3. 決済開始日:2026年11月12日(木)
4. 買付予定数(下限):618,700株
5. 公開買付代理人(応募窓口):東海東京証券(復代理人:マネックス証券
6. 配当:2026年12月期の期末配当はTOBの成立を条件に無配(0円)へ修正

日本抵抗器製作所の株価見通し

TOB発表当日の終値(9月17日)は1,275円でした。TOB価格の1,901円は終値を上回るため、発表後はTOB価格にサヤ寄せする形で株価が上昇し、上場廃止までTOB価格近辺で推移することが予想されます。

日本抵抗器製作所のTOBに応募するメリット

マネックス証券の株式公開買付銘柄(日本抵抗器製作所)

日本抵抗器製作所のTOBに応募するメリットは、今後の市場価格の変動に左右されず、TOB価格である1株1,901円で確実に株式を売却できることです。

具体的には、日本抵抗器製作所の株式を保有している証券会社から、東海東京証券またはマネックス証券へ移管し、応募手続きを行う必要があります。

TOBが成立した場合、2026年11月12日(木)以降に買付代金が支払われる予定です。

現在のように株価がTOB価格より安い場合は、株式市場で売却するよりも、TOBに応募した方が手取りが多くなります。

投資金額を1円でも多く回収したい株主は、TOBに申し込むと良いでしょう。

TOBによる配当への影響

日本抵抗器製作所の配当金

日本抵抗器製作所は12月決算企業で、年2回(中間・期末)配当を支払います。権利確定日は毎年6月末と12月末です。

2026年12月期の期末配当については、TOB成立を条件に無配(年間予想30円→15円)へ修正されました。なお、TOBが不成立となった場合は、配当方針が再度検討される可能性があります。

日本抵抗器製作所のTOBと株主への影響

日本抵抗器製作所月足チャート

チャート画像に引かれた黄色の線は、今回のTOB価格1,901円を示しています。この水準より安く購入した株主は含み益、高く購入した株主は含み損となります。日本抵抗器製作所の上場廃止が決定すれば、保有株式の売却によって株主の損益が最終的に確定します。

投資家が検討するポイント

(1)含み益がある場合:TOBに応募することで利益を確定できる
(2)資金を早急に確保したい場合:TOBの決済日を待たずに、株式市場で売却できる

(1)TOBに応募するには、原則として東海東京証券またはマネックス証券の口座が必要です。口座がある方はTOB期間中に応募手続きをご確認ください。

TOB期間は「11月5日まで」ですから、これから口座を準備しても十分に間に合います。

(2)9月18日(金)はストップ高比例配分になる可能性が高いです。市場でスムーズに売却できるのは、株価がTOB価格に近づく24日(木)以降になる見通しです。

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