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岩塚製菓の株式分割と配当金、株主優待、株主への影響について

岩塚製菓の株式分割の主なポイントについて

2024年2月8日、東証スタンダード上場の岩塚製菓(2221)が株式分割を発表しました。

・株式分割は「1→2」
・2025年3月期の期末配当から影響あり
・2024年9月優待から新制度

詳細は以下の通りです。

岩塚製菓の株式分割の詳細について

岩塚製菓は2024年3月31日を基準日として、「1→2」の株式分割を行います。

現在100株の株主は、株式分割によって200株に増加します。ただし、全体の投資資金は変わりません。

(分割前)株価5,000円×100株=(分割後)株価2,500円×200株=資金50万円

株数が2倍に増えても株価が2分の1になるので、投資資金は50万円で変わりません。

2024年3月28日から株価が2分の1になります。27日(水)までが分割前の株価、28日(木)から分割後の株価です。

岩塚製菓の配当金への影響について

岩塚製菓の配当金について

岩塚製菓は3月決算企業で期末一括配当銘柄です。毎年3月末に期末配当の権利がもらえます。

岩塚製菓の配当金について

・2024年3月期の期末配当・・・1株39円
・2025年3月期の期末配当・・・1株19.5円(仮)

2025年3月期の期末配当から分割後の株主が対象になります。2024年3月期の期末配当については、1株39円を予定しています。

分割前100株の株主(2024年3月期の期末配当)

配当金39円×100株=3,900円

分割前100株の株主の場合、配当金は3,900円(税込)もらえます。

分割後200株の株主(2025年3月期の期末配当)

分割後200株の株主(2025年3月期の期末配当)

同じ株主が2025年3月期の期末配当をもらうケースです。仮に同じ配当水準を続けるなら、1株あたりの配当金が減っても株数が増えているので、もらえる金額は前期と変わりません。

ただし、岩塚製菓は業績の変動によって配当金額も変わります。今後、配当予想の修正が発表されるでしょう。

2024年3月期の期末配当の権利付き最終日は2024年3月27日(水)です。配当金がほしい方は、3月27日までに買えば間に合います。

岩塚製菓の株主優待への影響について

(分割前)2024年3月優待まで

(1)対象となる株主・・・毎年3月31日、9月30日現在の株主名簿に記載または記録された100株以上保有の株主
(2)株主優待の内容
・100株以上・・・自社製品1,000円相当
・200株以上・・・自社製品2,000円相当
・500株以上・・・自社製品3,000円相当
・1,000株以上・・・自社製品5,000円相当
※200株以上を1年以上継続保有する株主は1,000円相当を追加する(3月優待のみ)

(分割後)2024年9月優待から

(1)対象となる株主・・・毎年3月31日、9月30日現在の株主名簿に記載または記録された200株以上保有の株主
(2)株主優待の内容
・200株以上・・・自社製品1,000円相当
・400株以上・・・自社製品2,000円相当
・1,000株以上・・・自社製品3,000円相当
・2,000株以上・・・自社製品5,000円相当
※400株以上を1年以上継続保有する株主は1,000円相当を追加する(3月優待のみ)

岩塚製菓の株主優待は自社製品(せんべい、おかき、あられ等の詰め合わせ)です。毎年3月末と9月末の株主は年2回、優待がもらえます。

2024年9月優待から分割後の新制度が適用されます。優待に必要な株数が2倍に増加します。既存株主も株式分割で株数が増えるので、実質的な変更はありません。

優待をもらうための投資資金について(分割後)

・株価2,500円×200株=50万円(1,000円相当)
・株価2,500円×400株=100万円(2,000円相当)
・株価2,500円×1,000株=250万円(3,000円相当)
・株価2,500円×2,000株=500万円(5,000円相当)

分割後の株価が2,500円の場合です。岩塚製菓の優待をもらうためには50万円以上の資金が必要です。

2024年3月優待(分割前)の権利付き最終日は2024年3月27日(水)です。2024年9月優待(分割後)の権利付き最終日は2024年9月26日(木)です。優待がほしい方は、それぞれの権利付き最終日までに買えば間に合います。

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