ファーストアカウンティングの株式分割と配当金、株主への影響について
ファーストアカウンティングの株式分割の主なポイントについて
2024年3月19日、東証グロース上場のファーストアカウンティング(5588)が株式分割を発表しました。
・株式分割は「1→2」
・2024年12月期の期末配当から影響あり
詳細は以下の通りです。
ファーストアカウンティングの株式分割の詳細について
ファーストアカウンティングは2024年4月30日を基準日として、「1→2」の株式分割を行います。
現在100株の株主は、株式分割によって200株に増加します。ただし、全体の投資資金は変わりません。
（分割前）株価3,000円×100株＝（分割後）株価1,500円×200株＝資金30万円
株数が2倍に増えても株価が2分の1になるので、投資資金は30万円で変わりません。
2024年4月26日から株価が2分の1になります。25日（木）までが分割前の株価、26日（金）から分割後の株価です。
ファーストアカウンティングの配当金への影響について
ファーストアカウンティングは12月決算企業で期末一括配当銘柄です。毎年12月末に期末配当の権利がもらえます。
ファーストアカウンティングの配当金について
・2023年12月期の期末配当・・・1株1.55円
・2024年12月期の期末配当・・・1株1.10円
2024年12月期の期末配当から分割後の株主が対象になります。1株1.1円を予定しています。前回予想は1株2.2円でした。株式分割前で1株2.2円になるので、実質的な変更はありません。
分割前100株の株主（2023年12月期の期末配当）
配当金1.55円×100株＝155円
分割前100株の株主の場合、配当金は155円（税込）もらえました。
分割後200株の株主（2024年12月期の期末配当）
配当金1.1円×200株＝220円
同じ株主が2024年12月期の期末配当をもらうケースです。1株あたりの配当金が減っても株数が増えているので、もらえる金額は前期より増額します。
2024年12月期の期末配当の権利付き最終日は2024年12月26日（木）です。配当金がほしい方は12月26日までに買えば間に合います。
