アルデプロが株価急落、監理銘柄(審査中)に指定される(2024年2月15日審査開始)
アルデプロの株価急落の理由について
東証スタンダード上場のアルデプロ(8925)は、内部管理体制等の改善に向けた改善報告書の策定を進めて、2024年2月下旬に公表する予定でした。
しかし、経営陣を刷新すると事業継続が困難になるため、2月15日に改善報告書の策定を断念すると発表します。同日、東京証券取引所はアルデプロを監理銘柄(審査中)に指定しました。
監理銘柄(審査中)指定期間
2024年2月15日(木)から東京証券取引所が当社株式について上場廃止基準に該当するかを認定した日まで。
2月15日からアルデプロの「上場維持or上場廃止」の審査が行われます。仮に内部管理体制等に改善の見込みがないと判断された場合は、アルデプロは上場廃止基準に該当し、アルデプロの上場廃止が決定します。
直近の事例では、ディー・ディー・エスが2023年5月15日から審査が始まり、7月3日に上場廃止が決まりました。
審査に約2ヶ月かかっているので、アルデプロも同様の期間が必要だとすると、4月中に結論が出ると思われます。
アルデプロ日足チャート
・2月16日終値112円、出来高12万9900株
2月16日終値112円。前日比50円ストップ安比例配分でした。売り注文が殺到し、引けの15時に112円で比例配分となりました。
アルデプロの株主が上場廃止リスクを避けるために処分売りをしているようです。
仮に、アルデプロの上場廃止が決定すると、さらに売り注文が殺到します。株主は上場廃止前に損切りを行い、マネーゲームは上場廃止決定後に参加すると良いでしょう。