コプロホールディングスの株式分割と配当金、株主への影響について
コプロホールディングスの株式分割の主なポイントについて
2023年8月10日、東証プライム上場のコプロホールディングス(7059)が株式分割を発表しました。
・株式分割は「1→2」
・2024年3月期の期末配当から影響あり
詳細は以下の通りです。
コプロホールディングスの株式分割の詳細について
コプロホールディングスは、2023年9月30日を基準日として、「1→2」の株式分割を行います。
現在100株の株主は、株式分割によって200株に増加します。ただし、全体の投資資金は変わりません。
(分割前)株価2,600円×100株=(分割後)株価1,300円×200株=資金26万円
株数が2倍に増えても、株価が2分の1になるので、投資資金は26万円で変わりません。
2023年9月28日から株価が2分の1になります。27日(水)までが分割前の株価、28日(木)から分割後の株価です。
コプロホールディングスの配当金への影響について
コプロホールディングスは3月決算企業です。毎年9月末に中間配当、翌年3月末に期末配当の権利がもらえます。
コプロホールディングスの配当金について
・2023年3月期の中間配当(22年9月)・・・1株10円
・2023年3月期の期末配当(23年3月)・・・1株40円
・2024年3月期の中間配当(23年9月)・・・1株30円(予定)
・2024年3月期の期末配当(24年3月)・・・1株25円(予定)
2024年3月期の期末配当から、分割後の株主が対象になります。株式分割を考慮しないで計算すると、1株50円ですから、実質的な増配です。
分割前100株の株主(2023年3月期の期末配当)
配当金40円×100株=4,000円
分割前100株の株主の場合、配当金は4,000円(税込)もらえました。
分割後200株の株主(2024年3月期の期末配当)
配当金25円×200株=5,000円
同じ株主が2024年3月期の期末配当をもらうケースです。1株あたりの配当金が減っても、株数が2倍に増えているので、前期に比べて1,000円多くもらえます。
分割後100株の株主(2024年3月期の期末配当)
配当金25円×100株=2,500円
分割後に100株買った株主は、配当金が2,500円(税込)もらえます。
2024年3月期の中間配当の権利付き最終日は2024年9月27日(水)です。期末配当の権利付き最終日は2024年3月27日(水)です。配当金がほしい方は、それぞれの権利付き最終日までに買えば間に合います。