東京個別指導学院の上場廃止と配当金、株主への影響について(買取価格450円、2026年1月8日廃止)
東証スタンダード上場の東京個別指導学院(4745)は、2025年10月14日(火)に上場廃止を発表しました。
東京個別指導学院の株式非公開化による上場廃止
親会社であるベネッセホールディングスと東京個別指導学院が、一般株主の保有株式をすべて買い取って非公開化するため、東京個別指導学院は上場廃止となる予定です。
買取価格は1株当たり450円です。売買最終日は2026年1月7日(水)、上場廃止日は2026年1月8日(木)を予定しています。買取金額は1月13日(火)以降に支払われる見込みです。
例:東京個別指導学院の100株および1,000株保有の株主のケース
・ 買取価格450円 × 100株=45,000円
・ 買取価格450円 × 1,000株=450,000円
東京個別指導学院の株価の今後の見通し
10月14日終値は325円でした。15日以降、株価は買取価格450円に近づく(サヤ寄せ)動きが予想されます。その後、上場廃止までは買取価格付近で横ばいが続くと見込まれます。
東京個別指導学院の配当について
東京個別指導学院は2月決算の企業です。毎年8月末が中間配当、2月末が期末配当の権利確定日です。
2026年2月期の期末配当については、上場廃止により無配となる予定です。
東京個別指導学院の株主の今後について
チャート画像に引かれた黄色の線は、今回の買取価格450円を示しています。この水準より安く購入した株主は含み益、高く購入した株主は含み損となります。上場廃止が決定した後、保有株式は最終的に買取価格450円で現金化されることで株主の損益が確定します。
450円での正式な買い取り(非公開化)は、2025年12月8日(月)開催の臨時株主総会での承認を経て実施されます。関心のある方は、株主総会への参加も検討できます。