すかいらーく、第1四半期決算は減益、中間配当無配、優待継続
5月21日、東証1部上場のすかいらーくホールディングス(3197)は2020年12月期の第1四半期決算を発表しました。
・中間配当が無配、期末配当は未定
・優待(割引カード)は継続
・権利付き最終日:2020年6月26日
・投資資金:16万6000円~
すかいらーくの決算スケジュールについて
・第1四半期(2020年1月~3月)・・・2020年5月21日発表
・第2四半期(2020年4月~6月)・・・2020年8月発表予定
・第3四半期(2020年7月~9月)・・・2020年11月発表予定
・第4四半期(2020年10月~12月)・・・2021年2月発表予定
すかいらーくホールディングスは12月決算企業です。発表された数字は2020年1月・2月・3月の3ヶ月分になります。
すかいらーくホールディングス2020年第1四半期決算
いくつかのニュースで見出しになっていた「99%減」は、「本業である営業利益が2019年の3ヶ月分に比べて99%減った」ということを表しています。
コロナの影響で2月・3月の落ち込みが大きく、デリバリーやテイクアウトで補うことができませんでした。
4月・5月は緊急事態宣言による外出自粛で、第2四半期も厳しいことが予想されます。
すかいらーくホールディングスの配当予想について
今期の配当予想は、ご覧の通りです。中間配当は1株9円予想が無配に、期末配当も1株10円が未定に、それぞれ変更されました。
最悪のケースとして、無配も覚悟しておいたほうが良いでしょう。
すかいらーくホールディングスの株主優待について
割引カード
(1)対象となる株主・・・毎年6月30日、12月31日現在の株主名簿に記載または記録された100株以上保有の株主
(2)株主優待の内容(6月)
・100株以上・・・3,000円相当
・300株以上・・・9,000円相当
・500株以上・・・15,000円相当
・1,000株以上・・・33,000円相当
(3)株主優待の内容(12月)
・100株以上・・・3,000円相当
・300株以上・・・11,000円相当
・500株以上・・・18,000円相当
・1,000株以上・・・36,000円相当
すかいらーくホールディングスの株主優待は、ガストやバーミヤンなどで使える割引カードです。毎年6月末・12月末の株主は年2回、優待がもらえます。
割引カードは3,000円と5,000円の組み合わせです。それぞれ500円(税込)単位で割引してくれます。
次回、2020年6月優待の権利付き最終日は6月26日です。優待がほしい方は、6月26日までに買えば間に合います。
すかいらーくホールディングス日足チャート
5月22日終値1,660円。
業績が悪化すると、(1)配当を残して優待を廃止する、(2)優待を残して配当をやめる、(3)配当と優待の両方をやめる、のどれかを選択します。
すかいらーくホールディングスは(2)優待を残して配当をやめる、を選んだようです。株主構成や株価への影響を考えたのでしょう。
株主優待利回りについて(100株株主)
優待利回り=優待6,000円分÷16万6000円(株価1,660円×100株)×100=3.61%
例えば、すかいらーくホールディングスを100株買った場合、優待利回りは3.61%になります。
近くに店舗があり、よく利用する方は株主になってみてはいかがでしょうか。ただ、今はどこの飲食店も撤退する可能性があるので、営業の継続を確認してから判断すると良いでしょう。
ちなみに、割引カードはデリバリーに使えません。店内飲食とテイクアウトのみです。また、おつりがもらえないので、現金などと組み合わせて支払ってください。