Sharing Innovationsの株式交換による上場廃止と株主の影響について(2026年11月26日廃止)
東証プライム上場のOrchestra Holdings(オーケストラホールディングス、証券コード:6533)は、2026年8月25日(火)、東証グロース上場の子会社であるSharing Innovations(シェアリングイノベーションズ、証券コード:4178)を株式交換により完全子会社化することを発表しました。
Sharing Innovationsの株式交換による上場廃止の概要とスケジュール
Sharing Innovationsは2026年11月26日(木)に上場廃止となる予定です。最終売買日は11月25日(水)です。
株式交換比率は、Orchestra Holdingsの株式1に対して、Sharing Innovationsの株式0.478です。上場廃止後、Sharing Innovationsの株主には、保有する普通株式に代わってOrchestra Holdingsの普通株式が割り当てられます。
例えば、Sharing Innovationsの株式を100株保有していた場合、Orchestra Holdingsの株式47.8株(端数切捨て等により処理される47株と端数相当分)が交付されます。この場合、交付される株式は単元未満株(100株未満)として扱われることになります。
単元未満株の取り扱いについて
単元未満株は、SBI証券やマネックス証券など、単元未満株の売買サービスを提供するネット証券を利用することで売買が可能です。また、単元未満株であっても保有株数に応じてOrchestra Holdingsの配当を受け取れます。
あわせて、Orchestra Holdingsに対して、保有する単元未満株の買取請求を行うことも可能です。
端株の取り扱いについて
Sharing Innovationsの株主は、上場廃止後に「端株(はかぶ)」が生じる場合があります。端株は一括で売却されて、株主に売却代金が支払われる予定です。
Sharing Innovations 100株の株主の変化について
・ 上場廃止前:Sharing Innovations 100株
・ 上場廃止後:Orchestra Holdings 47株 + 現金800円(端株0.8株の売却代金)
仮に、売却時のOrchestra Holdingsの株価が1,000円の場合、端株0.8株が売却されて、現金800円が返金されます。
Orchestra HoldingsとSharing Innovationsの株価見通し
2026年8月26日(水)以降、両社の株価は交換比率を織り込むように近づく傾向が見られます。この現象はサヤ寄せと呼ばれます。
2026年8月25日(火)の終値時点で、Orchestra Holdingsは1,226円、Sharing Innovationsは491円でした。この終値を基準とすると、交換比率(Orchestra Holdings 1:Sharing Innovations 0.478)に基づくSharing Innovationsの理論株価(586.028円)に対し、実際の株価は約95円割安であると計算されます。
ただし、市場の変動により、両社の株価は交換比率に沿って上下しながら、徐々にサヤ寄せが進むと予想されます。
サヤ寄せによる株価の調整が終わると、両社の株価は交換比率に基づいた水準で連動するようになります。Orchestra Holdingsの株価の上下は、Sharing Innovationsの株価にも同様の影響を及ぼし、この傾向が上場廃止まで続きます。
株式交換のまとめ
Sharing Innovationsの臨時株主総会は、株式交換契約の承認を目的として、2026年10月26日(月)に開催される予定です。株主に向けて詳細な説明が行われる見込みです。






