ユニバーサル園芸社の株式分割は2025/12/29、配当金、株主優待、株主への影響について
東証スタンダード上場のユニバーサル園芸社(6061)は、2025年8月14日(木)に株式分割を発表しました。
ユニバーサル園芸社の株式分割に関する主なポイント
・ 保有株数が2倍になり、株価は分割前の半分に調整される
・ 分割後も時価評価額に変化はない
・ 2026年6月期の期末配当は、分割後の株数に基づいて計算される
・ 2025年12月優待は現行の制度、2026年6月優待は新制度が適用される
ユニバーサル園芸社の株式分割の詳細
ユニバーサル園芸社は2025年12月31日を基準日とし、その日の株主名簿に記載されている株主に対して、1株を2株に分割します。
例えば、分割前に100株を保有する株主は、分割後に200株を保有することになります。ただし、株価も調整されるため、時価評価額に変化はありません。
例:分割前の株価が6,000円の場合
・ 分割前:株価6,000円 × 100株=600,000円
・ 分割後:株価3,000円 × 200株=600,000円
この株式分割において、2025年12月26日(金)が株式分割の権利付き最終日です。この日までに株式を保有していれば、分割の権利を取得できます。
そして、2025年12月29日(月)が権利落ち日です。この日から分割後の株価水準で取引が始まります。
ユニバーサル園芸社の配当について
ユニバーサル園芸社は6月決算の企業で、期末に一括配当を行います。毎年6月末が期末配当の権利確定日です。
ユニバーサル園芸社の配当の詳細
・ 2025年6月期の期末配当:1株あたり26円(分割前の株数に適用)
・ 2026年6月期の期末配当:1株あたり13円(分割後の株数に適用)
2025年6月期の期末配当は株式分割前の株数に基づいて計算され、1株あたり26円を予定しています。
2026年6月期の期末配当は株式分割後の株数に基づいて1株あたり13円となります。これは株式分割前の1株あたり26円と比べ、実質的に同額です(分割後1株あたり13円 × 2株=26円)。
この配当を受け取るには、期末配当の権利付き最終日である2026年6月26日(金)までに株式を保有している必要があります。
ユニバーサル園芸社の株主優待について
(現行の制度)2025年12月優待まで
(1)対象となる株主:毎年6月30日、12月31日現在の株主名簿に記載または記録された、分割前100株以上を保有する株主
(2)株主優待の内容:6月優待(9月下旬発送)
・ 分割前100株以上:企業オリジナルクオカード2,000円分
(3)株主優待の内容:12月優待(3月上旬発送)
・ 分割前100株以上:企業オリジナルクオカード2,000円分
ユニバーサル園芸社の株主優待は、企業オリジナルのクオカードです。毎年6月末と12月末の株主は年2回、優待を受け取れます。
2025年12月末に権利が確定する優待は現行の制度として、株式分割前の株数に基づいて適用されます。この優待を受け取るには、権利付き最終日である2025年12月26日(金)までに株式を保有している必要があります。
(新制度)2026年6月優待から
(1)対象となる株主:毎年6月30日、12月31日現在の株主名簿に記載または記録された、分割後100株以上を保有する株主
(2)株主優待の内容:6月優待(9月下旬発送)
・ 分割後100株以上:企業オリジナルクオカード1,000円分
・ 分割後200株以上:企業オリジナルクオカード3,000円分
(3)株主優待の内容:12月優待(3月上旬発送)
・ 分割後100株以上:企業オリジナルクオカード1,000円分
・ 分割後200株以上:企業オリジナルクオカード2,000円分
2026年6月末に権利が確定する優待から新制度となり、株式分割後の株数に基づいて適用されます。新制度では優待内容が拡充され、クオカードの金額も変更されました。この優待を受け取るには、権利付き最終日である2026年6月26日(金)までに株式を保有している必要があります。