ビーイングホールディングスの株式分割は2025/9/29、配当金、株主への影響について
東証スタンダード上場のビーイングホールディングス（9145）は、2025年8月14日（木）に株式分割を発表しました。
ビーイングホールディングスの株式分割に関する主なポイント
・ 保有株数が4倍になり、株価は分割前の4分の1に調整される
・ 分割後も時価評価額に変化はない
・ 2025年12月期の中間配当は分割前、期末配当は分割後の株数に基づいて計算される
ビーイングホールディングスの株式分割の詳細
ビーイングホールディングスは2025年9月30日を基準日とし、その日の株主名簿に記載されている株主に対して、1株を4株に分割します。
例えば、分割前に100株を保有する株主は、分割後に400株を保有することになります。ただし、株価も調整されるため、時価評価額に変化はありません。
例：分割前の株価が4,800円の場合
・ 分割前：株価4,800円 × 100株＝480,000円
・ 分割後：株価1,200円 × 400株＝480,000円
この株式分割において、2025年9月26日（金）が株式分割の権利付き最終日です。この日までに株式を保有していれば、分割の権利を取得できます。
そして、2025年9月29日（月）が権利落ち日です。この日から分割後の株価水準で取引が始まります。
ビーイングホールディングスの配当について
ビーイングホールディングスは12月決算の企業です。毎年6月末に中間配当、12月末に期末配当の権利確定日があります。
2025年12月期の配当の詳細
・ 中間配当：1株あたり18円（分割前の株数に適用）
・ 期末配当：1株あたり7.5円（分割後の株数に適用）
2025年12月期の中間配当は株式分割前の株数に基づいて計算され、1株あたり18円を予定しています。
期末配当は、株式分割後の株数に基づいて1株あたり7.5円となります。これは株式分割前の1株あたり30円の配当と比べ、実質的には同額です（分割後1株あたり7.5円 × 4株＝30円）。
この配当を受け取るには、期末配当の権利付き最終日である2025年12月26日（金）までに株式を保有している必要があります。
