東名の株式分割は8/29、配当金、株主優待、株主への影響について
2024年8月6日、東証スタンダード上場の東名(4439)が株式分割を発表しました。
東名の株式分割の主なポイントについて
・株主の保有株が2倍に増加し、株価は2分の1になる
・2025年8月期の期末配当から分割後の金額になる
・2025年2月優待から新制度
詳細は以下の通りです。
東名の株式分割の詳細について
東名は2024年8月31日を基準日として、「1→2」の株式分割を行いました。
分割前で100株の株主は、株式分割によって200株に増加します。ただし、全体の投資資金は変わりません。
東名の分割前の株価が3,000円のケース
(分割前)株価3,000円×100株=(分割後)株価1,500円×200株=資金30万円
株数が2倍に増えても株価が2分の1になるので、投資資金は30万円で変わりません。
2024年8月29日から株価が2分の1になりました。28日(水)までが分割前の株価、29日(木)から分割後の株価です。
東名の配当金への影響について
東名は8月決算企業で、期末一括配当銘柄です。毎年8月末に期末配当の権利がもらえます。
東名の配当金について
・2024年8月期の期末配当・・・1株14円
・2025年8月期の期末配当・・・1株7円(仮)(分割後)
2024年8月期の期末配当については、1株14円を予定しています。
2025年8月期の期末配当から分割後の株主が対象になります。
分割前100株の株主(2024年8月期の期末配当)
配当金14円×100株=1,400円
分割前100株の株主の場合、配当金は1,400円(税込)もらえます。
分割後200株の株主(2025年8月期の期末配当)
配当金7円×200株=1,400円
同じ株主が2025年8月期の期末配当をもらうケースです。仮に同じ配当水準を続けるなら、1株あたりの配当金が減っても株数が増えるので、もらえる金額は前期と変わりません。
今後、配当金額が発表されるでしょう。
2024年8月期の期末配当の権利付き最終日は2024年8月28日(水)です。配当金がほしい方は8月28日までに買えば間に合います。
東名の株主優待について
(分割前)
(1)対象となる株主・・・毎年2月末の株主名簿に記載または記録された100株以上保有の株主
(2)株主優待の内容
・100株以上・・・クオカード500円分
・300株以上・・・クオカード1,000円分
・1,000株以上・・・クオカード10,000円分
東名の株主優待はクオカードです。毎年2月末の株主は年1回、優待がもらえます。上記の優待は分割前の内容です。
2025年2月優待から、分割後の新制度が適用されます。詳細は未定です。後日、変更の発表があるでしょう。