成友興業の株式分割は6/27、配当金、株主への影響について
2024年6月13日、名証メイン上場の成友興業(9170)が株式分割を発表しました。
成友興業の株式分割の主なポイントについて
・株主の保有株が2倍に増加し、株価は2分の1になる
・2024年9月期の期末配当から分割後の金額になる(実質的な変更なし)
詳細は以下の通りです。
成友興業の株式分割の詳細について
成友興業は2024年6月30日を基準日として、「1→2」の株式分割を行いました。
現在100株の株主は、株式分割によって200株に増加します。ただし、全体の投資資金は変わりません。
成友興業の分割前の株価が3,800円のケース
(分割前)株価3,800円×100株=(分割後)株価1,900円×200株=資金38万円
株数が2倍に増えても株価が2分の1になるので、投資資金は38万円で変わりません。
2024年6月27日から株価が2分の1になりました。26日(水)までが分割前の株価、27日(木)から分割後の株価です。
成友興業の配当金への影響について
成友興業は9月決算企業で、期末一括配当銘柄です。毎年9月末に期末配当の権利がもらえます。
成友興業の配当金について
・2023年9月期の期末配当・・・1株50円
・2024年9月期の期末配当・・・1株25円(分割後)
2024年9月期の期末配当から分割後の株主が対象になります。今回の発表により、1株25円に修正されました。前回予想は1株50円でした。
株式分割前で1株50円になるので、実質的な変更はありません。
分割前100株の株主(2023年9月期の期末配当)
配当金50円×100株=5,000円
分割前100株の株主の場合、配当金は5,000円(税込)もらえました。
分割後200株の株主(2024年9月期の期末配当)
配当金25円×200株=5,000円
同じ株主が2024年9月期の期末配当をもらうケースです。1株あたりの配当金が減っても株数が増えているので、もらえる金額は前期と変わりません。
2024年9月期の期末配当の権利付き最終日は2024年9月26日(木)です。配当金がほしい方は、9月26日までに買えば間に合います。