ミクリードの株式分割と配当金、株主への影響について
ミクリードの株式分割の主なポイントについて
2024年2月21日、東証グロース上場のミクリード(7687)が株式分割を発表しました。
・株式分割は「1→3」
・2025年3月期の中間配当から影響あり
詳細は以下の通りです。
ミクリードの株式分割の詳細について
ミクリードは2024年3月31日を基準日として、「1→3」の株式分割を行います。
現在100株の株主は、株式分割によって300株に増加します。ただし、全体の投資資金は変わりません。
(分割前)株価1,800円×100株=(分割後)株価600円×300株=資金18万円
株数が3倍に増えても株価が3分の1になるので、投資資金は18万円で変わりません。
2024年3月28日から株価が3分の1になります。27日(水)までが分割前の株価、28日(木)から分割後の株価です。
ミクリードの配当金への影響について
ミクリードは3月決算企業です。毎年9月末に中間配当、翌年3月末に期末配当の権利がもらえます。
ミクリードの配当金について
・2024年3月期の中間配当(23年9月)・・・1株10.2円
・2024年3月期の期末配当(24年3月)・・・1株8.1円
・2025年3月期の中間配当(24年9月)・・・1株3.4円(仮)
2025年3月期の中間配当から分割後の株主が対象になります。2024年3月期の期末配当については、1株8.1円を予定しています。
分割前100株の株主(2024年3月期の期末配当)
配当金8.1円×100株=810円
分割前100株の株主の場合、配当金は810円(税込)もらえます。
分割後300株の株主(2025年3月期の中間配当)
配当金3.4円×300株=1,020円
同じ株主が2025年3月期の中間配当をもらうケースです。仮に同じ配当水準を続けるなら、1株あたりの配当金が減っても株数が増えているので、もらえる金額は前期と変わりません。
ただし、ミクリードは業績の変動によって配当金額も変わります。今後、配当予想の修正が発表されるでしょう。
2024年3月期の期末配当の権利付き最終日は2024年3月27日(水)です。配当金がほしい方は、3月27日までに買えば間に合います。