東計電算の株式分割と配当金、株主への影響について
東計電算の株式分割の主なポイントについて
2023年11月6日、東証スタンダード上場の東計電算(4746)が株式分割を発表しました。
・株式分割は「1→2」
・2024年12月期の配当金から影響あり
詳細は以下の通りです。
東計電算の株式分割の詳細について
東計電算は、2023年12月31日を基準日として、「1→2」の株式分割を行います。
現在100株の株主は、株式分割によって200株に増加します。ただし、全体の投資資金は変わりません。
(分割前)株価6,000円×100株=(分割後)株価3,000円×200株=資金60万円
株数が2倍に増えても、株価が2分の1になるので、投資資金は60万円で変わりません。
2023年12月28日から株価が2分の1になります。27日(水)までが分割前の株価、28日(木)以降が分割後の株価です。
東計電算の配当金への影響について
東計電算は12月決算企業です。毎年6月末に中間配当、12月末に期末配当の権利がもらえます。中間配当は無配が続いています。
東計電算の配当金について
・2023年12月期の期末配当・・・1株210円(予定)
・2024年12月期の期末配当・・・1株105円(予想)
2024年12月期の配当金から、分割後の株主が対象になります。次回、2023年12月期の期末配当については、1株210円に増額修正されました。
分割前100株の株主(2023年12月期の期末配当)
配当金210円×100株=21,000円
分割前100株の株主の場合、配当金は21,000円(税込)もらえます。
分割後200株の株主(2024年12月期の期末配当)
配当金105円×200株=21,000円
同じ株主が2024年12月期の配当金をもらうケースです。仮に同じ配当水準を続けるなら、1株あたりの配当金が減っても株数が2倍に増えているので、もらえる金額は変わりません。
なお、東計電算は業績の変動によって配当金額も変わります。「1株105円」ではないでしょう。