芙蓉総合リースの株式分割は2025/3/28、配当金、株主優待、株主への影響について
2025年2月5日、東証プライム上場の芙蓉総合リース(8424)は、株式分割を発表しました。
芙蓉総合リースの株式分割の主なポイント
・ 保有株数は3倍になり、株価は分割前の1/3に調整される
・ 分割後も、株価と株数の調整により投資総額は変わらない
・ 2026年3月期の中間配当は、分割後の株数に基づいて計算
芙蓉総合リースの株式分割の詳細
芙蓉総合リースは2025年3月31日を基準日として、1株を3株に分割します。
現在100株を保有する株主は、株式分割後に300株を保有することになります。ただし、投資総額は変わりません。
(例)分割前の株価が12,000円の場合
・ 分割前:株価12,000円×100株=1,200,000円
・ 分割後:株価4,000円×300株=1,200,000円
この株式分割により、2025年3月28日(金)が権利落ち日となります。以降は分割後の株価で取引され、2025年3月27日(木)までは分割前の株価で取引されます。
芙蓉総合リースの株式分割による配当の変更
芙蓉総合リースは3月決算の企業です。毎年9月末に中間配当、3月末に期末配当の権利を得ることができます。
芙蓉総合リースの配当金の詳細
・ 2025年3月期の中間配当(9月):1株225円
・ 2025年3月期の期末配当(3月):1株225円
2025年3月期の期末配当は、1株当たり225円の予定です。期末配当の権利付き最終日は、2025年3月27日(木)です。配当金を受け取るには、3月27日までに株式を購入する必要があります。
2026年3月期の中間配当は、株式分割後の株数で計算されます。詳細については後日発表されます。
芙蓉総合リースの株式分割による株主優待の変更
(分割後の株主優待の詳細)
(1)対象となる株主:毎年3月31日時点で、株主名簿に記載または記録され、300株以上を保有する株主
(2)株主優待の内容
・ 300株以上(2年未満):3,000円相当のカタログギフトまたは図書カード
・ 300株以上(2年以上):5,000円相当のカタログギフトまたは図書カード
芙蓉総合リースの株主は、カタログギフトまたは図書カードを選ぶことができます。2025年3月期の優待は、現行の制度が適用されます。権利付き最終日は2025年3月27日(木)です。優待を受け取るには、3月27日までに株式を購入する必要があります。
2026年3月期の優待は、新制度が適用されます。今回の変更により、必要な株数が3倍に増加しました。
ただし、分割前に100株を保有していた株主は、株式分割により300株となるため、実質的な変更はありません。