りらいあコミュニケーションズ、増配と優待廃止を発表
11月6日、東証1部上場のりらいあコミュニケーションズ(4708)が配当金の増額と株主優待の廃止を発表しました。
・1株39円→42円
・魚沼産コシヒカリを廃止(2020年3月が最後)
・投資資金:11万7200円~
詳細は以下の通りです。
配当金の詳細について
りらいあコミュニケーションズは3月決算です。2021年3月期の期末配当が1株23円に増額されました。
中間配当が1株19円ですから、合わせて1株42円です。
例えば、100株の株主の場合
・配当金23円×100株=2,300円
2021年3月末まで株主を続けると、2,300円(税込)もらえます。
株主優待の詳細について
廃止された優待
(1)対象となる株主・・・毎年3月31日現在の株主名簿に記載または記録された、100株以上を3年以上保有する株主
(2)株主優待の内容・・・新潟県魚沼産コシヒカリ新米4kg
りらいあコミュニケーションズの株主優待はコシヒカリ新米4kgです。毎年3月末の株主は年1回、優待がもらえました。
次回、2021年3月優待が廃止、2020年3月優待が最後です。2020年11月下旬に最後の優待が届く予定です。
りらいあコミュニケーションズ日足チャート
11月12日終値1,172円。増配と優待廃止の組み合わせでは、株数が多い投資家ほど有利です。
優待の換金価値を考えると、1,000株以上の株主から増配のメリットが上回ります(新米の値段を約3,000円とする)。
・株価1,172円×100株=11万7200円
配当重視の投資家なら、11万7200円で株主になることができます。配当利回りは3.58%です。
・配当金42円÷株価1,172円×100≒3.58%
ただ、優待投資家は新米のために株主になったわけですから、配当金が増えても喜ばないでしょう。また、100株だけ保有している人も多いはず。
お米がもらえる別の優待銘柄に乗り換えることをオススメします。