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ローランドDGのMBOによる上場廃止と配当金、株主優待、株主の今後について(TOB価格5,035円、手続きはSMBC日興証券)

ローランドDGが上場廃止になる理由について

2024年2月9日、東証プライム上場のローランドディー.ジー.(6789)がMBO(経営陣等による自社買収)によるTOB(株式公開買い付け)を発表しました。

経営陣等がローランドDGの残りの株を全部買い取って非公開にするため、ローランドDGは上場廃止になる予定です。

ローランドディージーの株主はTOBに参加して保有株を買い取ってもらうか、もしくは株式市場で売却できます。

ローランドDGのTOBの条件とスケジュール(日程)について

(1)TOB価格・・・5,035円
(2)TOB期間・・・2024年2月13日(火)から3月27日(水)まで
(3)決済の開始日・・・2024年4月3日(水)
(4)買付予定株数・・・上限なし、下限815万1100株
(5)証券会社・・・SMBC日興証券
(6)配当金・・・無配
(7)株主優待・・・TOB成立を条件に廃止

TOB価格5,035円、TOB期間は2024年2月13日(火)から3月27日(水)までの30営業日です。

ローランドDGの配当金については、無配が決定しました。株主を続けても、配当金はもらえません。株主優待についてもTOB成立を条件に廃止されます。

ローランドDGの今後の株価について

今後、ローランドDGの株価は上場廃止まで横ばいが続く見込みです。

仮にローランドDGの株価が値下がりすると、株式市場でローランドDGを買ってTOBに申し込む投資家が増えます(※差額が儲かる)。株価を買い支える投資家がいるので、大幅な値崩れは起きないでしょう。

ローランドDGのTOBに参加するメリットについて

メリットはTOB価格5,035円で買い取ってもらえること、手続きを経験できることです。

具体的には、ローランドDGを買った証券会社から、SMBC日興証券に移管して(移動して)売却します。

SMBC日興証券のTOB手続き

SMBC日興証券のTOB手続き

・ログイン→メッセージボックス→公開買付けのお知らせ→取扱銘柄一覧→ローランドDGを選択

・ログイン→お取引→公開買付け→取扱銘柄一覧→ローランドDGを選択

SMBC日興証券の場合、ログインしてTOB銘柄一覧からローランドDGを選択してください。TOBに申し込むと、2024年4月3日以降に投資資金が戻ってきます。SMBC日興証券で売却するときの手数料は無料です。

今のように株価がTOB価格より安い場合は、株式市場で売却するよりも、TOBに参加した方が手取りが多くなります(※100株につき、1,000円~2,000円増える)。

投資資金を1円でも多く回収したい株主は、TOBに申し込むと良いでしょう。

ローランドDG株の移管手数料について

TOBに申し込むときの移管手数料(株を移動させる手数料)は、無料の証券会社が多いです。

移管手数料が無料になる主な証券会社

野村證券、SBI証券、楽天証券、マネックス証券、松井証券、auカブコム証券、岡三オンライン、GMOクリック証券、岩井コスモ証券、DMM

有料のときは、移動元の証券会社(株を買った証券会社)に支払います。

ただし、仮に有料でも、SMBC日興証券には株式等の預け替え手数料当社負担サービスがあります。

もし、移管手数料がかかったら、SMBC日興証券でキャッシュバックしてもらってください。

ローランドDGの配当金について

ローランドDGの配当金について

ローランドDGは12月決算企業です。毎年6月末に中間配当、12月末に期末配当の権利がもらえました。

2023年12月期の期末配当については、無配が決定しました。前回予想は1株100円でした。

仮に、TOBが不成立でも復活しません。TOBの結果が3月中に確定するので、3月開催予定の臨時株主総会に日程の都合で間に合わないためです。

ローランドDGの株主優待について

(廃止になる優待)

(1)対象となる株主・・・毎年12月31日現在の株主名簿に記載または記録された、100株以上を1年以上保有する株主
(2)株主優待の内容
・100株以上(1年以上)・・・カタログギフト3,000円相当
・300株以上(1年以上)・・・カタログギフト5,000円相当

ローランドDGの株主優待は、世界各地の名産品が届くカタログギフトです。毎年12月末の株主は年1回、優待がもらえました。

2023年12月優待については、TOB成立を条件に廃止されます。2022年12月優待が最後です。

ただし、優待がなくなるのはTOB成立が条件ですから、不成立となった場合は元に戻る可能性があります。

ローランドDGの株主の今後について

ローランドDG月足チャート

ローランドDG月足チャート

月足チャートです。TOB価格が直近の高値を大幅に上回るため、多くの株主が含み益の状態です。仮にローランドDGの上場廃止が決定すると、株主の損益も確定します。

(1)含み益の投資家・・・TOB参加
(2)資金回収を急ぐ投資家・・・すでに売却済み
(3)優待投資家・・・別の銘柄に乗り換える

(1)TOBに参加するにはSMBC日興証券の口座が必要です。口座がある方は試してみてください。

TOB期間は「3月27日まで」ですから、これから口座を用意しても間に合います。スマホなら最短即日、パソコンなら最短3日で取引可能です。

(2)株価がTOB価格付近まで上昇しました。急ぐ投資家は、すでに売却済みでしょう。

(3)3月28日以降にTOBの結果がわかります。成立すると優待が廃止されるので、別の銘柄に乗り換えます。最短で4月銘柄に間に合います。4月優待の権利付き最終日は2024年4月25日(木)です。

ただし、TOB期間が延長した場合はスケジュールが後ズレします。そのときは5月優待がターゲットです。

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