新内外綿、時価総額10億円未満で上場廃止危機
11月2日、東京証券取引所は、東証2部上場の新内外綿(3125)が時価総額10億円未満により、上場廃止に係る猶予期間入りになったと発表しました。
猶予期間は2021年7月31日までの9か月間。この期間までに、月間平均の時価総額と月末の時価総額が10億円に届かないと、新内外綿の上場廃止が決定します。
ただし、事業計画改善書を提出しない場合は、2021年1月31日までに期間が短縮されます。
新内外綿はコロナの影響で売上が回復せずに株価も低迷しています。なんとか10億円に復活してほしいところです。
新内外綿日足チャート
・11月10日終値491円
・時価総額9億6226万1800円(株価491円×発行済株式総数195万9800株)
・時価総額10億円以上に必要な株価・・・511円
新内外綿の今後について
2021年7月31日もしくは1月31日までに、月間平均の時価総額および月末の時価総額が10億円以上にならないと、上場廃止が決定します。
新内外綿の場合、時価総額10億円をクリアするには、株価が511円以上でないといけません。
時価総額・・・511円×発行済株式総数195万9800株=10億0145万7800円
もちろん、経営陣がそのまま見過ごすわけがないので、クリアのために株価対策を行うでしょう。
海外および日本市場ではワクチンに期待が高まり、コロナ前の水準をすでに超えました。全体の底上げによって、新内外綿にも良い影響があるといいですね。