エスポアの上場廃止とマネーゲームについて(2026年10月17日廃止)
エスポアが上場廃止になる理由について
名証ネクスト上場の株式会社エスポア(3260)は、2026年7月10日(金)に監理銘柄(審査中)の指定を受け、決算内容の適正化や内部管理体制の確認が行われていました。しかし、実在性のない収益計上や利益の前倒し計上に加え、第三者委員会への虚偽説明や証拠隠蔽、取引所への虚偽報告などが判明し、市場の秩序維持が困難であると判断された結果、上場廃止が決定しました。
エスポアは2026年10月17日(土)に上場廃止となります。売買最終日は10月16日(金)です。
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2026年9月(7営業日)
17日、18日、24日、25日、28日、29日、30日
2026年10月(11営業日)
1日、2日、5日、6日、7日、8日、9日、13日、14日、15日、16日
9月16日の大引け後に整理銘柄へ指定されてからの売買可能日数は、9月17日以降の残り7営業日と、10月の売買最終日(16日)までの11営業日を合わせた計18営業日です。ただし、整理銘柄に指定されたことで売り注文が殺到すると、売りたくても売れない状況となる恐れがあります。
上場廃止決定を受け、9月17日(木)以降は、制限値幅の下限に向けて、さらに急激に値を下げる可能性があります。
エスポアに関しては、決算内容の適正化手続きの遅延が判明した後の2026年7月10日(金)から、名証が信頼性確保の難航による上場廃止のリスクを考慮し、監理銘柄(審査中)に指定していました。
エスポアの株主の中には上場廃止リスクを避けて、すでに売却済みの方もいらっしゃるでしょう。5月下旬の監査意見不表明や、7月中旬の第三者委員会再設置の直後から、株式市場での警戒感は一気に高まっていました。
上場廃止が決定した現在の株主は、整理銘柄指定期間内にできるだけ早く売却し、損切りを検討することをおすすめします。
エスポア上場廃止決定後の値動き
9月18日5分足チャート
・ 9月16日:終値391円、出来高400株
・ 9月17日:終値311円、出来高900株
・ 9月18日:始値79円、高値149円、安値69円、終値70円、出来高2,190,500株
9月16日未明(1時15分)、エスポアは第三者委員会の調査報告書を受領したことを公表し、実質的な債務超過に陥っていたことが明らかとなりました。これを受け、16日朝から上場廃止リスクを警戒した売り注文が殺到。同日の取引は80円安のストップ安比例配分で終えました。さらに大引け後、名証から正式に上場廃止が決定されます。翌17日も売り注文の殺到が止まらず、2営業日連続でのストップ安比例配分となりました。
2日連続でストップ安配分となったことから、9月18日は制限値幅の下限が従来の4倍に拡大され、下限1円まで下落可能な措置が取られました。
迎えた18日も特別売り気配で始まりましたが、10時52分に前日比232円安の79円が初値となります。寄り付き後は一転して急リバウンドを見せ、12時40分には高値149円まで急上昇しました。しかし、上昇もここまででした。既存株主による処分売りや短期投資家の利益確定売りに押されて右肩下がりの展開となり、14時19分には安値69円を記録。最終的に70円でこの日の取引を終えました。
この日の出来高は約219万株(2,190,500株)に達し、平常時とは比べものにならない大商いとなりました。多くの既存株主が処分売りに動いたと推測される一方、マネーゲーム目的の短期投資家による旺盛な買い意欲もあり、他の上場廃止銘柄と比べても79円という比較的高い水準で寄付く結果となりました。







