あんしん保証のTOBによる上場廃止と配当金、株主への影響について(TOB価格257円)
2026年5月12日(火)、東証プライム上場のムニノバホールディングス(547A)は、東証スタンダード市場に上場するあんしん保証(7183)に対してTOB(株式公開買付け)を実施すると発表しました。
あんしん保証のTOB:完全子会社化による上場廃止へ
このTOBは、親会社であるムニノバホールディングスが一般株主の保有する株式をすべて取得し、完全子会社化することを目的としています。TOBが成立し、その後の一連の手続が完了すれば、あんしん保証は上場廃止となる見込みです。
株主が保有株を売却し利益を確定させるには、指定の期間内にTOBに応募する方法と、市場で売却する方法の2つの選択肢があります。
TOB条件とスケジュール
1. 買付価格(TOB価格):257円
2. 買付期間(TOB期間):2026年5月13日(水)から2026年7月2日(木)まで(37営業日)
3. 決済開始日:2026年7月9日(木)
4. 買付予定数(下限):5,186,700株
5. 公開買付代理人(応募窓口):SBI証券
6. 配当:2026年3月期の期末配当は無配(0円)へ修正
あんしん保証の株価見通し
TOB発表当日の終値は186円でした。TOB価格の257円はこの終値を大きく上回る水準のため、翌営業日以降はTOB価格にサヤ寄せする形で株価が上昇し、上場廃止までTOB価格近辺で推移することが予想されます。
あんしん保証のTOBに応募するメリット
あんしん保証のTOBに応募するメリットは、今後の市場価格の変動に左右されず、TOB価格である1株257円で確実に株式を売却できることです。
具体的には、あんしん保証の株式を保有している証券会社からSBI証券へ移管し、応募手続きを行う必要があります。
TOBが成立した場合、2026年7月9日(木)以降に買付代金が支払われる予定です。
TOBによる配当への影響
あんしん保証は3月決算企業で、期末に配当を支払います。期末配当の基準日は毎年3月末に設定されています。
2026年3月期の配当については、TOB実施に伴い、前回予想の3円から無配(0円)へ修正されました。なお、TOBが不成立となった場合は、配当方針が再度検討される可能性があります。
あんしん保証のTOBと株主への影響
チャート画像に引かれた黄色の線は、今回のTOB価格257円を示しています。この水準より安く購入した株主は含み益、高く購入した株主は含み損となります。あんしん保証の上場廃止が決定すれば、保有株式の売却によって株主の損益が最終的に確定します。
投資家が検討するポイント
(1)含み益がある場合:TOBに応募することで利益を確定できる
(2)資金を早急に確保したい場合:TOBの決済日を待たずに、証券市場で売却できる
(1)TOBに応募するには、原則としてSBI証券の口座が必要です。口座がある方は応募手続きをご確認ください。
(2)5月13日(水)はストップ高比例配分が続く可能性が高いです。市場でスムーズに売却できるのは5月14日(木)以降になる見通しです。








