サンデーのTOBによる上場廃止と配当金、株主優待、株主への影響について(TOB価格1,280円)
東証プライム上場のイオン(8267)は、2026年1月8日(木)に、東証スタンダード上場の株式会社サンデー(7450)に対し、株式公開買付け(TOB)を実施すると発表しました。
サンデーのTOB(株式公開買付け):完全子会社化による上場廃止
このTOBは、親会社であるイオンがサンデーの全株式を取得し、完全子会社化することを目的としています。TOBが成立し、その後の一連の手続きが完了すれば、サンデーは上場廃止となる見込みです。
サンデーの株主が保有株を売却する方法は、TOBに応募する方法と、株式市場で売却する方法の2つの選択肢があります。
TOBの条件とスケジュール
1. 買付価格(TOB価格):1,280円
2. 買付期間(TOB期間):2026年1月9日(金)から2026年3月4日(水)まで(36営業日)
3. 決済開始日:2026年3月11日(水)
4. 買付予定数(下限):なし(応募株券等の全部の買付けを実施)
5. 公開買付代理人:野村證券
6. 配当:TOB成立を条件に2026年2月期の期末配当を無配とする予定
7. 優待:TOB成立を条件に2026年8月分より廃止される予定
サンデーの株価見通し
TOB発表前(1月7日)の終値は1,015円でした。TOB価格の1,280円は終値を上回るため、発表後はTOB価格にサヤ寄せする形で株価が上昇し、上場廃止まで1,280円近辺で推移することが予想されます。
TOBに応募するメリット
サンデーのTOBに応募するメリットは、株価の変動を気にせずに、TOB価格の1,280円で株式を売却できることです。
具体的には、サンデーの株式を保有している証券会社から、野村證券へ移管し、応募手続きを行う必要があります。
TOBが成立した場合、2026年3月11日以降に買付代金が支払われる予定です。
TOBによる配当への影響
サンデーは2月決算企業で、期末に配当を一括で支払います。期末配当の権利確定日は毎年2月末です。
2026年2月期の期末配当については、TOB成立を条件に無配となる予定です。不成立となった場合は、配当が再度検討される可能性があります。
TOBによる株主優待への影響
サンデーの株主優待は東北地方の特産品です。毎年8月末の株主は年1回、優待が受け取れます。
2026年8月末に権利が確定する優待は、TOB成立を条件に廃止される予定です。また、TOBが不成立となった場合でも優待が再開されるかは未定です。
サンデーのTOBと株主への影響
TOB価格の1,280円は、TOB発表前の終値である1,015円を上回る水準です。これにより、2025年以降に購入した株主にとって有利な価格で利益を確定できる状況となります。サンデーの上場廃止が決定することで、株主は保有株式の売却により最終的な損益を確定させることになります。
投資家が検討するポイント
(1)含み益がある場合:TOBに応募することで利益を確定できる
(2)資金を早急に確保したい場合:TOBの決済日を待たずに、株式市場で売却できる
(1)TOBに応募するには、原則として、野村證券の口座が必要です。口座がある方は応募手続きをご確認ください。
(2)TOBの決済日を待たずに資金を早急に確保したい場合は、2026年1月9日以降に株式市場で売却することが可能です。






