フジ日本の株式分割は2025/12/29、配当金、株主への影響について
東証スタンダード上場のフジ日本(2114)は、2025年11月26日(水)に株式分割を発表しました。
フジ日本の株式分割の主なポイント
・ 株式を1株から2株に分割し、株価は分割前の半分に調整される
・ 2025年12月26日(金)は株式分割の権利付き最終日
・ 2025年12月29日(月)が権利落ち日で、分割後の株価で取引開始
・ 2026年3月期の中間配当は分割前の株数、期末配当は分割後の株数に基づき計算される
株式分割の概要と株価・保有株数の変化
フジ日本は2025年12月31日を基準日として、1株を2株に分割します。
例えば、分割前に100株を保有していた株主は、分割後に200株を保有します。ただし、保有株数が増加する分、株価も調整されるため、保有資産の価値は変わりません。
例:分割前の株価が1,000円の場合
・ 分割前:株価1,000円 × 100株=100,000円
・ 分割後:株価500円 × 200株=100,000円
2025年12月26日(金)が権利付き最終日です。分割された株式を受け取るためには、この日までに株式を購入し保有している必要があります。
翌営業日の2025年12月29日(月)が権利落ち日となり、この日から株価は分割後の水準に調整され、取引が開始されます。
フジ日本の配当について
フジ日本は3月決算の企業です。配当の権利確定日は毎年9月末(中間配当)と3月末(期末配当)です。
2026年3月期の配当の詳細
・ 中間配当:1株当たり15円(分割前の株数に適用)
・ 期末配当:1株あたり10.5円(分割後の株数に適用)
2026年3月期の中間配当(9月末権利確定済み)は株式分割前の株数に適用され、1株あたり15円となります。
一方、期末配当については、株式分割後の株数に基づき、1株あたり10.5円を予定しています。これは株式分割前に換算すると1株あたり21円に相当し、実質的な増配となります。
期末配当の権利を得るには、権利付き最終日である2026年3月27日(金)までに株式を保有している必要があります。







