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TDKの株式分割は9/27、配当金、株主への影響について

2024年7月30日、東証プライム上場のTDK(6762)が株式分割を発表しました。

TDKの株式分割の主なポイントについて

・株主の保有株が5倍に増加し、株価は5分の1になる
・2025年3月期の期末配当から分割後の金額になる

詳細は以下の通りです。

TDKの株式分割の詳細について

TDKは2024年9月30日を基準日として、「1→5」の株式分割を行います。

現在100株の株主は、株式分割によって500株に増加します。ただし、全体の投資資金は変わりません。

TDKの分割前の株価が10,000円のケース

(分割前)株価10,000円×100株=(分割後)株価2,000円×500株=資金100万円

株数が5倍に増えても株価が5分の1になるので、投資資金は100万円で変わりません。

2024年9月27日から株価が5分の1になります。26日(木)までが分割前の株価、27日(金)から分割後の株価です。

TDKの配当金への影響について

TDKの配当金への影響について

TDKは3月決算企業です。毎年9月末に中間配当、翌年3月末に期末配当の権利がもらえます。

TDKの配当金について

・2025年3月期の中間配当(24年9月)・・・1株60円
・2025年3月期の期末配当(25年3月)・・・1株12円(分割後)

2025年3月期の中間配当については、1株60円を予定しています。

期末配当から分割後の株主が対象になります。株式分割に合わせて、1株12円に修正されました。前回予想は1株60円でした。

株式分割前で1株60円になるので、前回予想と実質的に変わりません。

分割前で配当金を計算すると、中間配当60円、期末配当60円、年間配当120円です。

分割前100株の株主(2025年3月期の中間配当)

配当金60円×100株=6,000円

分割前100株の株主の場合、配当金は6,000円(税込)もらえます。

分割後500株の株主(2025年3月期の期末配当)

配当金12円×500株=6,000円

同じ株主が2025年3月期の期末配当をもらうケースです。1株あたりの配当金が減っても株数が増えるので、もらえる金額は中間配当と変わりません。

2025年3月期の中間配当の権利付き最終日は2024年9月26日(木)、期末配当の権利付き最終日は2025年3月27日(木)です。配当金がほしい方は、それぞれの権利付き最終日までに買えば間に合います。

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