長瀬産業の株式分割は2026/3/30、配当金、株主への影響について
東証プライム上場の長瀬産業(8012)は、2025年10月24日(金)に株式分割を発表しました。
長瀬産業の株式分割に関する主なポイント
・ 1株が4株に分割され、株価は分割前の4分の1に調整される
・ 2026年3月27日(金)が株式分割の権利付き最終日
・ 2026年3月30日(月)から分割後の株価で取引開始
・ 2026年3月期の配当は分割前の株数、2027年3月期の配当は分割後の株数に基づいて計算される
長瀬産業の株式分割の詳細
長瀬産業は2026年3月31日を基準日とし、その日の株主名簿に記載・記録されている株主に対し、1株を4株に分割します。
例えば、分割前に100株を保有する株主は、分割後に400株を保有することになります。ただし、株価も調整されるため、時価評価額に変化はありません。
例:分割前の株価が4,000円の場合
・ 分割前:株価4,000円 × 100株=400,000円
・ 分割後:株価1,000円 × 400株=400,000円
この株式分割における権利付き最終日は、2026年3月27日(金)です。この日までに株式を購入・保有すれば、分割の権利を得られます。
翌営業日である2026年3月30日(月)が権利落ち日となり、この日から株価が分割後の水準で取引されます。権利落ち日以降に株式を購入しても、今回の分割の権利は得られません。
長瀬産業の配当について
長瀬産業は3月決算企業で、毎年9月末を中間配当、3月末を期末配当の権利確定日としています。
2026年3月期の配当の詳細
・ 中間配当:1株あたり45円(分割前の株数に適用)
・ 期末配当:1株あたり50円(分割前の株数に適用)
2026年3月期の配当は、株式分割前の株数に基づいて計算され、中間配当45円、期末配当50円の予定です。
期末配当の権利を得るには、権利付き最終日である2026年3月27日(金)までに株式を保有している必要があります。
2027年3月期の配当について
2027年3月期の配当は、株式分割後の株数に基づいて計算されますが、詳細な金額は未定で、後日改めて発表される予定です。






