DDグループのMBOによる上場廃止と配当金、株主優待、株主への影響について(TOB価格1,700円、手続きはSMBC日興証券)
2025年7月14日、東証プライム上場のDDグループ(3073)は、MBO(経営陣等による自社買収)によるTOB(株式公開買い付け)を行うと発表しました。
MBOによるDDグループの上場廃止の理由
DDグループの経営陣等がDDグループの残りの株式をすべて買い取って非公開化するため、同社は上場廃止になる予定です。
DDグループの株主は、TOBに応募して保有株を売却するか、株式市場で売却することもできます。
DDグループのTOBの条件とスケジュール
1. TOB価格:1,700円
2. TOB期間:2025年7月15日(火)から8月27日(水)まで(30営業日)
3. 決済の開始日:2025年9月3日(水)
4. 買付予定株式数:上限なし、下限10,813,295株
5. 買付代理人:SMBC日興証券
6. 配当:TOB成立を条件に無配となる予定
7. 優待:TOB成立を条件に廃止される予定
DDグループの株価の今後の見通し
株価がTOB価格付近まで上昇しました。今後、上場廃止まで横ばいが続くと考えられます。
DDグループのTOBに応募するメリット
DDグループのTOBに応募するメリットは、TOB価格の1,700円で売却できることです。
具体的には、DDグループの株式を保有している証券会社から、SMBC日興証券へ移管し、応募手続きを行う必要があります。
TOBが成立した場合、2025年9月3日以降に買付代金が支払われる予定です。
DDグループのTOBによる配当への影響
DDグループは2月決算の企業で、期末に一括配当を行う企業です。毎年2月末に期末配当の権利確定日があります。
2026年2月期の期末配当については、TOB成立を条件に無配となる予定です。ただし、不成立となった場合は配当が支払われる可能性があります。
DDグループのTOBによる株主優待への影響
DDグループの株主優待は、電子株主優待チケットです。毎年2月末と8月末の株主は年2回、優待を受け取れました。
2025年8月末に権利が確定する優待、および2026年2月末に権利が確定する優待は、TOB成立を条件に廃止される予定です。ただし、不成立となった場合は、優待が実施される可能性があります。
DDグループのTOBと株主への影響
上記チャートの黄色の線はTOB価格の水準を示しています。黄色の線より低い水準で購入した株主は含み益、高い水準で購入した株主は含み損がある状況です。DDグループの上場廃止が決定すれば、保有株式の売却によって株主の損益も確定します。
投資家が検討するポイント
(1)含み益がある場合:TOBに応募することで利益を確定できる
(2)資金を早急に確保したい場合:すでに売却済み
(3)株主優待が目的の場合:優待廃止後に別の銘柄へ乗り換える
(1)TOBに応募するには、原則としてSMBC日興証券の口座が必要です。口座をお持ちの方は、応募手続きをご確認ください。
(2)株価がTOB価格付近に到達しました。急ぐ投資家は、すでに売却済みでしょう。
(3)8月28日以降にTOBの結果がわかります。成立すると優待が廃止されるため、別の優待銘柄へ乗り換えます。9月優待の権利付き最終日は2025年9月26日(金)です。優待を受け取るには、9月26日までに株式を購入する必要があります。