アクアラインが有報未提出で監理銘柄(確認中)に指定される(提出期限2024年10月10日)
2024年9月30日取引終了後、東証グロース上場のアクアライン(6173)が2025年2月期の第1四半期報告書を期限までに提出できないと発表しました。
アクアラインが上場廃止になる可能性について
東京証券取引所はこれを受けて、アクアラインを監理銘柄(確認中)に指定しました。上場廃止のおそれがあるため、投資家に対して注意喚起を行っています。
アクアラインの今後のスケジュールについて
・2024年6月下旬~7月中旬(第1四半期発表)
・2024年7月16日(提出期限)・・・延長申請
・2024年9月30日(延長後の提出期限)・・・間に合わない←今ココ
・2024年10月10日(提出期限)・・・最後の締め切り
・間に合わない・・・上場廃止
アクアラインは2月決算企業です。2月決算企業の第1四半期発表は毎年6月下旬から7月中旬に行われます。その後、有価証券報告書(第1四半期報告書)を提出する流れです。
アクアラインは最初の提出期限である7月16日に間に合わなくなり、延長申請を行って承認されました。
ところが、延長後の提出期限である9月30日にも間に合わなくなったので、今回の発表となりました。
最後の締め切りである10月10日に間に合わないと、アクアラインの上場廃止が決定します。
アクアラインの今後の見通しについて
当社は、整理銘柄へ指定され上場廃止となることを回避することはもとより、すでに第1四半期報告書の提出や決算短信の開示が大幅に遅延していることを鑑み、現状想定し得る可能な限り早い時点での提出・開示に努めてまいります。しかしながら、現時点では、2024年10月10日までには提出することを予定しておりますが、2025年2月期第1四半期報告書及び2025年2月期第1四半期決算短信の具体的な提出時期について未定です。
会社発表の「今後の見通し」はご覧の通りです。
仮に間に合わない場合、株価が急落し、上場廃止を前提とした水準になる可能性があります。逆に間に合うと、安心感から株価が上昇します。
発表に関する具体的な日時は記載されていませんが、「現状想定し得る可能な限り早い時点での提出・開示に努めてまいります」となっています。
はたして、アクアラインは期限までに間に合うのか? 今後の株価と合わせて注目です。