メタプラネットの新株予約権(非上場)の無償割当について(1)1株555円
2024年8月6日、東証スタンダード上場のメタプラネット(3350)が新株予約権(非上場)の無償割当を発表しました(※メタプラネットのケースは上場しません)。
メタプラネットの新株予約権の無償割当の主なポイントについて
・1株につき、1個の新株予約権
・新株の値段は1株555円
・新株予約権の権利付き最終日:2024年9月3日(火)
・使わなかった新株予約権は、会社が0円で買い取り
詳細は以下の通りです。
メタプラネットの新株予約権の無償割当の詳細について
2024年9月5日(権利付き最終日9月3日)までにメタプラネットの株主になると、新株予約権がもらえます。
メタプラネットの新株予約権の特徴は、持っている株数が同数の新株を1株555円で買えることです。
保有株と同数の新株を1株555で買える
仮にメタプラネットを100株保有していれば、新株予約権を使うことにより、新株100株を1株につき555円で購入できます。新株予約権を使ってメタプラネットの株に換えるなら
555円×100株=55,500円
となり、55,500円+α(手数料等)でメタプラネット100株が買えます。新株予約権が使える期間は、2024年9月6日(金)から10月15日(火)までです。
新株予約権を放置したら会社側が買い取り
もし、メタプラネットの新株予約権を使わずに期間が過ぎたら、会社側が0円で買い取ることになります。
買い取られた新株予約権は、別の投資家(特定投資家という)に有償譲渡する可能性があるとのことです。
新株の購入手続きについて
新株予約権と使って新株を購入するときは、「555円×株数」の金額をメタプラネットの口座(GMOあおぞらネット銀行)に振り込みます。
振込に合わせて、行使請求書を返送します。行使請求書には、新株の株数や新株を入庫する証券会社などの必要事項を記入します。
メタプラネットの新株予約権の無償割当のスケジュールについて
(1)新株予約権の権利付き最終日・・・2024年9月3日(火)
(2)新株予約権の権利確定日・・・2024年9月5日(木)
(3)行使請求書の到着および手続き開始・・・2024年9月21日(土)~
(4)新株予約権の権利行使期間・・・2024年9月6日(金)から10月15日(火)まで
主なスケジュールはご覧の通りです。
(1)(2)新株予約権の権利付き最終日は2024年9月3日です。この日までにメタプラネットの株を買うと、新株予約権がもらえます。
(3)新株の購入は振込と書類返送がセットです。実際には、行使請求書が届いてから手続きが始まるので、新株の購入は「9月21日から」になるそうです。
(4)新株予約権が使える期間です。入金の確認や行使請求書との照合に日数がかかるため、早めに手続きすることをオススメします。
まとめ
メタプラネットのケースは、単元未満株でも新株予約権がもらえます。単元未満株は、SBI証券、マネックス証券、auカブコム証券などで買えます。
手続きだけ経験したい人は、9月3日までに親株を1株だけ買って、参加してみてはいかがでしょうか。2,000円弱で投資の経験値が上がります。