大塚商会の株式分割と配当金、株主への影響について
大塚商会の株式分割の主なポイントについて
2024年2月1日、東証プライム上場の大塚商会(4768)が株式分割を発表しました。
・株式分割は「1→2」
・2024年12月期の期末配当から影響あり
詳細は以下の通りです。
大塚商会の株式分割の詳細について
大塚商会は2024年3月31日を基準日として、「1→2」の株式分割を行います。
現在100株の株主は、株式分割によって200株に増加します。ただし、全体の投資資金は変わりません。
(分割前)株価6,000円×100株=(分割後)株価3,000円×200株=資金60万円
株数が2倍に増えても株価が2分の1になるので、投資資金は60万円で変わりません。
2024年3月28日から株価が2分の1になります。27日(水)までが分割前の株価、28日(木)から分割後の株価です。
大塚商会の配当金への影響について
大塚商会は12月決算企業で期末一括配当銘柄です。毎年12月末に期末配当の権利がもらえます。
大塚商会の配当金について
・2023年12月期の期末配当・・・1株135円
・2024年12月期の期末配当・・・1株70円
2023年12月期の期末配当は1株135円です。2024年12月期の期末配当から分割後の株主が対象になります。
1株70円を予定しています。分割前で1株140円ですから5円増配です。
分割前100株の株主(2023年12月期の期末配当)
配当金135円×100株=13,500円
分割前100株の株主の場合、配当金は13,500円(税込)もらえます。
分割後200株の株主(2024年12月期の期末配当)
配当金70円×200株=14,000円
同じ株主が2024年12月期の期末配当をもらうケースです。1株あたりの配当金が減っても株数が増えているので、前期に比べて500円増額します。
分割後100株の株主(2024年12月期の期末配当)
配当金70円×100株=7,000円
分割後に100株買った株主は、配当金が7,000円(税込)もらえます。
2024年12月期の期末配当の権利付き最終日は2024年12月26日(木)です。配当金がほしい方は、12月26日までに買えば間に合います。