川崎汽船の株式分割と配当金、株主への影響について
川崎汽船の株式分割の主なポイントについて
2024年2月2日、東証プライム上場の川崎汽船(9107)が株式分割を発表しました。
・株式分割は「1→3」
・2025年3月期の中間配当から影響あり
詳細は以下の通りです。
川崎汽船の株式分割の詳細について
川崎汽船は2024年3月31日を基準日として、「1→3」の株式分割を行いました。
現在100株の株主は、株式分割によって300株に増加します。ただし、全体の投資資金は変わりません。
(分割前)株価6,300円×100株=(分割後)株価2,100円×300株=資金63万円
株数が3倍に増えても株価が3分の1になるので、投資資金は63万円で変わりません。
2024年3月28日から株価が3分の1になりました。27日(水)までが分割前の株価、28日(木)から分割後の株価です。
川崎汽船の配当金への影響について
川崎汽船は3月決算企業です。毎年9月末に中間配当、翌年3月末に期末配当の権利がもらえます。
川崎汽船の配当金について
・2024年3月期の中間配当(23年9月)・・・1株100円
・2024年3月期の期末配当(24年3月)・・・1株150円
・2025年3月期の中間配当(24年9月)・・・1株42.5円
・2025年3月期の期末配当(25年3月)・・・1株42.5円
2024年3月期の期末配当については、1株150円に決定しました。
2025年3月期の中間配当から分割後の株主が対象になります。1株42.5円を予定しています。株式分割前で1株127.5円になり、年間配当は1株255円です。
分割前100株の株主(2024年3月期の期末配当)
配当金150円×100株=15,000円
分割前100株の株主の場合、配当金は15,000円(税込)もらえます。
分割後300株の株主(2025年3月期の中間配当)
配当金42.5円×300株=12,750円
同じ株主が2025年3月期の中間配当をもらうケースです。1株あたりの配当金が減っても株数が増えているので、12,750円(税込)になります。
2025年3月期の中間配当の権利付き最終日は2024年9月26日(木)、期末配当の権利付き最終日は2025年3月27日(木)です。配当金がほしい方は、それぞれの権利付き最終売買日までに買えば間に合います。