プロルート丸光の倒産による上場廃止とマネーゲームについて(2024年1月6日廃止)
プロルート丸光が有報未提出で監理銘柄(確認中)に指定されるの続きです。
プロルート丸光が上場廃止になる理由について
2023年12月5日、東証スタンダード上場のプロルート丸光(8256)が倒産(会社更生)しました。
これにより、東京証券取引所はプロルート丸光の上場廃止を決定しました。プロルート丸光は2024年1月6日(土)に上場廃止になります。売買最終日は1月5日(金)です。
残りの営業日を確認する
12月(18営業日)
6日、7日、8日、11日、12日、13日、14日、15日、18日、19日、20日、21日、22日、25日、26日、27日、28日、29日
1月(2営業日)
4日、5日
2023年12月と2024年1月を合わせると、残り20営業日です。ただし、売り注文が殺到すると、1円売り気配で売りたくても売れない状況になります。
倒産前の株主は、できるだけ早く売却して損切りすることをオススメします。
プロルート丸光日足チャート
直近では倒産前に2回、上昇しています。最後の上昇(11月21日から24日まで)は証券取引等監視委員会による公表が「きっかけ」でした。
のちに上場廃止になる企業が倒産前に急騰する。「上場廃止あるある」のひとつです。
上場廃止企業の株価の連動について
同時期にルーデン・ホールディングス(1400)とアマナ(2402)のマネーゲームが盛り上がっています。
・ルーデン・ホールディングス・・・2023年12月30日廃止
・アマナ・・・2024年1月下旬廃止
マネーゲーム参加者がこれらの銘柄をまとめて監視しているので、株価の連動が起きる可能性があります。
どれか1銘柄の株価が上がれば残り2銘柄の株価も上がる。逆に、どれか1銘柄が下がれば残りの2銘柄も下がる。
デイトレードのときは、ルーデン・ホールディングスとアマナの動きに注意しながら取引したいです。