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レオパレスの株主優待をこれからもらっても大丈夫?

レオパレスの建築基準法違反の疑いと株価、株主優待についての続きです。

2月7日、東証1部上場のレオパレス21(8848)が、2019年3月期第3四半期決算を発表しました。

新たに施工不良が見つかり、補修工事に伴う費用を想定し、赤字が拡大しています。

引っ越しの必要な住民も増えて社会問題となりました。

レオパレス日足チャート

2月21日終値210円。安値199円をつけた後、株価は落ち着きつつあります。

レオパレスの株主優待について

(1)対象となる株主・・・毎年3月末・9月末の株主名簿に記載または記録された100株以上保有の株主
(2)株主優待の内容・・・国内ホテル50%割引券
・100株以上・・・2枚(3年未満)、3枚(3年以上)
・1,000株以上・・・8枚(3年未満)、12枚(3年以上)
(3)株主優待の内容・・海外ホテル無料宿泊券
・100株以上・・・2枚(3年未満)、3枚(3年以上)
(4)有効期限
・3月優待・・・9月1日から翌年2月末まで
・9月優待・・・3月1日から8月末まで

レオパレスの株主優待は、賃貸物件の入居費用割引券、建物工事割引券、海外ホテル無料宿泊券、国内ホテル50%割引券などです。

毎年3月末と9月末の株主は年2回、優待がもらえます。

この中で、施工不良の影響が小さい優待を探すと、海外ホテル無料宿泊券と国内ホテル50%割引券があります。

レオパレスホテルズ

ホテルレオパレス札幌
ホテルレオパレス仙台
ホテルレオパレス名古屋
ホテルレオパレス博多

レオパレスリゾートグアム

レオパレスホテルズは、出張などで1人で利用すると、宿泊料金6,000円~8,000円からです。ビジネスホテルの中では格安ではないですが、快適に泊まれる価格帯です。

レオパレスリゾートグアムは1泊15,000円から。無料で泊まれるなら良いかもしれません。

レオパレスの優待権利落ちについて

普通に優待銘柄を買うなら、株価が安くなったときを狙います。ただ、レオパレスですから、直前で優待がなくなっても困りますし、それ以上のことが起きても困ります。

ですから、権利付最終日直前に買う方がリスクは小さいと思います。

2019年3月優待の権利付最終日は3月26日です。期末配当がないので、配当権利落ちはありません。

不祥事企業の優待銘柄の場合、すでに株価が下がりきっています。そこからさらに下がらないという前提で狙います。

ビジネスホテルをよく利用する方なら、26日購入→27日売却で損をしても、宿泊料金の割引で元が取れるでしょう。

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