十八銀行の株主は上場廃止後も優待がもらえるらしい
十八銀行の上場廃止と株主の今後についての続きです。
2019年3月27日に上場廃止を予定している十八銀行(8396)。廃止後の株主は、保有株がふくおかフィナンシャルグループに換わります。
株式交換比率はふくおかフィナンシャルグループ「1」に対して、十八銀行「1.12」です。
十八銀行100株の株主は、ふくおかフィナンシャルグループ112株に換わります。
前回、ふくおかフィナンシャルグループの優待の条件が「200株以上、かつ、1年以上継続保有」であるため、2019年3月の優待がもらえないと書きました。
その後、ふくおかフィナンシャルグループは優待の条件を変更したようです。
株主優待制度について
当社は、株主の皆さまの日頃のご支援に感謝し株主優待制度を導入しております。今般、本株式交換によって当社の普通株式を200株以上保有し、当社および十八銀行の株式を通算して1年以上継続保有する十八銀行の株主につきましても、永年の十八銀行へのご支援に感謝するとともに、今後とも当社グループにご支援を賜りたく、株主優待制度の対象とすることといたしました。
今回の変更により、十八銀行の株を1年以上保有している投資家も、ふくおかフィナンシャルグループの優待条件に含まれることになりました。
ただ、200株以上でないと優待がもらえないので、十八銀行100株の株主は対象外です。
今まで、もやもやした状態が続いていたところ、この発表で優待の条件が明確になったため、十八銀行の株主も動きやすくなりました。
200株以上の株主と200株未満の株主とで、対応が大きく分かれそうですね。