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弘電社のTOBによる上場廃止と配当金、株主への影響について(TOB価格11,501円)

2026.05.25

2026年5月25日(月)、東証プライム上場のきんでん(1944)は、スタンダード上場の弘電社(1948)に対してTOB(株式公開買付け)を実施すると発表しました。

弘電社のTOB:完全子会社化による上場廃止

このTOBは、きんでんが一般株主の保有する株式をすべて取得し、完全子会社化することを目的としています。TOBが成立し、その後の一連の手続が完了すれば、弘電社は上場廃止となる見込みです。

株主が保有株を売却し利益を確定させるには、指定の期間内にTOBに応募する方法と、市場で売却する方法の2つの選択肢があります。

TOB条件とスケジュール

1. 買付価格(TOB価格):11,501円
2. 買付期間(TOB期間):2026年5月26日(火)から2026年7月6日(月)まで(30営業日)
3. 決済開始日:2026年7月13日(月)
4. 買付予定数(下限):1,336,800株
5. 公開買付代理人(応募窓口):SBI証券
6. 配当:2027年3月期の配当は無配

弘電社の株価見通し

TOB発表当日(5月25日)の終値は7,650円でした。TOB価格の11,501円は終値を大幅に上回るため、発表後はTOB価格にサヤ寄せする形で株価が上昇し、上場廃止までTOB価格近辺で推移することが予想されます。

弘電社のTOBに応募するメリット

弘電社のTOBに応募するメリットは、今後の市場価格の変動に左右されず、TOB価格である1株11,501円で確実に株式を売却できることです。

具体的には、弘電社の株式を保有している証券会社からSBI証券へ移管し、応募手続きを行う必要があります。

TOBが成立した場合、2026年7月13日(月)以降に買付代金が支払われる予定です。

現在のように株価がTOB価格より安い場合は、株式市場で売却するよりも、TOBに応募した方が手取りが多くなります。

投資金額を1円でも多く回収したい株主は、TOBに申し込むと良いでしょう。

TOBによる配当への影響

弘電社の配当金

弘電社は3月決算企業です。配当の基準日は毎年9月末(中間配当)と3月末(期末配当)に設定されています。

2027年3月期の配当については、前回予想の100円から無配(0円)へ修正されました。

弘電社のTOBと株主への影響

弘電社月足チャート

TOB価格の11,501円は、過去数年間の株価推移を大きく上回る水準です。これにより、多くの株主にとって有利な価格で利益を確定できる状況となります。弘電社の上場廃止が決定することで、株主は保有株式の売却により最終的な損益を確定させることになります。

投資家が検討するポイント

(1)含み益がある場合:TOBに応募することで利益を確定できる
(2)資金を早急に確保したい場合:TOBの決済日を待たずに、株式市場で売却できる

(1)TOBに応募するには、原則としてSBI証券の口座が必要です。口座がある方は応募手続きをご確認ください。

(2)5月26日(火)から27日(水)にかけて、ストップ高比例配分が続く可能性があります。市場でスムーズに売却できるのは、株価がTOB価格に近づく5月28日(木)以降になる見通しです。

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