ラクスの株式分割は2025/9/29、配当金、株主への影響について
東証プライム上場のラクス（3923）は、2025年8月13日（水）に株式分割を発表しました。
ラクスの株式分割に関する主なポイント
・ 保有株数が2倍になり、株価は分割前の半分に調整される
・ 分割後も時価評価額に変化はない
・ 2026年3月期の期末配当は分割後の株数に基づいて計算され、実質的に同額となる
ラクスの株式分割の詳細
ラクスは2025年9月30日を基準日とし、その日の株主名簿に記載されている株主に対して、1株を2株に分割します。
例えば、分割前に100株を保有する株主は、分割後に200株を保有することになります。ただし、株価も調整されるため、時価評価額に変化はありません。
例：分割前の株価が3,000円の場合
・ 分割前：株価3,000円 × 100株＝300,000円
・ 分割後：株価1,500円 × 200株＝300,000円
この株式分割において、2025年9月26日（金）が株式分割の権利付き最終日です。この日までに株式を保有していれば、分割の権利を取得できます。
そして、2025年9月29日（月）が権利落ち日です。この日から分割後の株価水準で取引が始まります。
ラクスの配当について
ラクスは3月決算の企業で、期末に一括配当を行います。毎年3月末が期末配当の権利確定日です。
2026年3月期の配当の詳細
・ 期末配当：1株あたり3.25円（分割の株数に適用）
2026年3月期の期末配当は、株式分割後の株数に基づいて1株あたり3.25円となります。これは、株式分割前の1株あたり6.5円の配当と比べ、実質的には同額です（分割後1株あたり3.25円 × 2株＝6.5円）。
この配当を受け取るには、期末配当の権利付き最終日である2026年3月27日（金）までに株式を保有している必要があります。
