旧ど素人の株ブログ。初心者向け株式投資本を出版した管理人が、投資の苦手なネット株初心者でも取引できる株情報を提供中(当サイトは広告を含みます)。

ジャパンインベストメントアドバイザーのライツ・オファリング(4)新株予約権の売買最終日

2024.03.05

ジャパンインベストメントアドバイザー(JIA)の続きです。

本日3月5日(火)は、ジャパンインベストメントアドバイザー(7172)の新株予約権(71729)の売買最終日でした。

新株予約権を保有する株主は、3月11日までに1株357円で新株を購入するか、もしくは株式市場で売却できました。

ジャパンインベストメントアドバイザー新株予約権日足チャート

ジャパンインベストメントアドバイザー新株予約権日足チャート

3月5日終値485円。新株予約権は上場廃止日が近づくと、値段も下がります。上場初日、2日目と値下がりしましたが、3日目から反発しました。

2月7日まで右肩上がりが続き、新株予約権を売りやすかったと思います。安値412円から高値590円まで上昇し、1.43倍になりました。

しかし、その後は値下がりが続き、売買最終日も小幅な上昇で取引を終えました。

ジャパンインベストメントアドバイザー日足チャート

ジャパンインベストメントアドバイザー日足チャート

同じ時期の親株(本株)のチャートです。3月5日終値860円。

親株と新株予約権の値動きが、ほぼ連動しています。親株は新株予約権より1日遅れで安値を付けて反発しています。ピークは決算発表直前でした。2月9日の決算発表に期待する動きが見られます。

ただ、親株も目立った上昇はなく、新株予約権の権利落ちで急騰した高値1,205円を超えることはありませんでした。

親株と新株予約権を比較すると、

(親株)860円-(新株)485円=375円>357円(新株の値段)

となり、新株予約権が18円割安の状態です。新株予約権を買って新株に換えると、差額が儲かります。新株予約権は一般的に、上場廃止日が近づくと価値がなくなります。

ジャパンインベストメントアドバイザーは売買最終日でも利益が出るので、良心的なライツだったと言えます。

新株予約権の株主の今後について

新株予約権の売買が終了したので、新株を買う予定のない株主は、このまま放置すると会社による0円または1円での買い取りになります。

投資資金に余裕がある方は、新株を買って株式市場で売却し、利益を確定してみてはいかがでしょうか。

関連記事

アーカイブ