黒崎播磨の株式分割と配当金、株主への影響について
黒崎播磨の株式分割の主なポイントについて
2024年1月31日、東証プライム上場の黒崎播磨(5352)が株式分割を発表しました。
・株式分割は「1→4」
・2025年3月期の中間配当から影響あり
詳細は以下の通りです。
黒崎播磨の株式分割の詳細について
黒崎播磨は2024年3月31日を基準日として、「1→4」の株式分割を行います。
現在100株の株主は、株式分割によって400株に増加します。ただし、全体の投資資金は変わりません。
（分割前）株価14,000円×100株＝（分割後）株価3,500円×400株＝資金140万円
株数が4倍に増えても株価が4分の1になるので、投資資金は140万円で変わりません。
2024年3月28日から株価が4分の1になります。27日（水）までが分割前の株価、28日（木）から分割後の株価です。
黒崎播磨の配当金への影響について
黒崎播磨は3月決算企業です。毎年9月末に中間配当、翌年3月末に期末配当の権利がもらえます。
黒崎播磨の配当金について
・2024年3月期の中間配当（23年9月）・・・1株160円
・2024年3月期の期末配当（24年3月）・・・1株240円
・2025年3月期の中間配当（24年9月）・・・1株40円（仮）
2025年3月期の中間配当から分割後の株主が対象になります。2024年3月期の期末配当については、1株240円を予定しています。
分割前100株の株主（2024年3月期の期末配当）
配当金240円×100株＝24,000円
分割前100株の株主の場合、配当金は24,000円（税込）もらえます。
分割後400株の株主（2025年3月期の中間配当）
配当金40円×400株＝16,000円
同じ株主が2025年3月期の中間配当をもらうケースです。仮に同じ配当水準を続けるなら、1株あたりの配当金が減っても株数が増えているので、もらえる金額は前期と変わりません。
ただし、黒崎播磨は業績の変動によって配当金額も変わります。今後、配当予想の修正が発表されるでしょう。
2024年3月期の期末配当の権利付き最終日は2024年3月27日（水）です。配当金がほしい方は、3月27日までに買えば間に合います。
