東京応化工業の株式分割と配当金、株主への影響について
東京応化工業の株式分割の主なポイントについて
2023年10月6日、東証プライム上場の東京応化工業(4186)が株式分割を発表しました。
・株式分割は「1→3」
・2024年12月期の中間配当から影響あり
詳細は以下の通りです。
東京応化工業の株式分割の詳細について
東京応化工業は、2023年12月31日を基準日として、「1→3」の株式分割を行います。
現在100株の株主は、株式分割によって300株に増加します。ただし、全体の投資資金は変わりません。
(分割前)株価9,000円×100株=(分割後)株価3,000円×300株=資金90万円
株数が3倍に増えても、株価が3分の1になるので、投資資金は90万円で変わりません。
2023年12月28日から株価が3分の1になります。27日(水)までが分割前の株価、28日(木)から分割後の株価です。
東京応化工業の配当金への影響について
東京応化工業は12月決算企業です。毎年6月末に中間配当、12月末に期末配当の権利がもらえます。
東京応化工業の配当金について
・2023年12月期の中間配当(23年6月)・・・1株82円
・2023年12月期の期末配当(23年12月)・・・1株82円(予定)
2024年12月期の中間配当から、分割後の株主が対象になります。分割を発表したときに2024年12月期のコメントはありませんでした。
後日発表されるでしょう。
分割前100株の株主(2023年12月期の期末配当)
配当金82円×100株=8,200円
分割前100株の株主の場合、配当金は8,200円(税込)もらえます。
分割後300株の株主(2024年12月期の中間配当)
配当金27.34円×300株=8,202円
仮に、2023年12月期と同じ水準であれば、1株27.34円となります。非常に分かりづらいです。
1株28円以上に増配してくれると良いですね。