スポーツフィールドの株式分割と配当金、株主への影響について
スポーツフィールドの株式分割の主なポイントについて
2023年12月20日、東証グロース上場のスポーツフィールド(7080)が株式分割を発表しました。
・株式分割は「1→2」
・2024年12月期の期末配当から影響あり
詳細は以下の通りです。
スポーツフィールドの株式分割の詳細について
スポーツフィールドは2024年3月31日を基準日として、「1→2」の株式分割を行います。
現在100株の株主は、株式分割によって200株に増加します。ただし、全体の投資資金は変わりません。
(分割前)株価1,600円×100株=(分割後)株価800円×200株=資金16万円
株数が2倍に増えても株価が2分の1になるので、投資資金は16万円で変わりません。
2024年3月28日から株価が2分の1になります。27日(水)までが分割前の株価、28日(木)から分割後の株価です。
スポーツフィールドの配当金への影響について
スポーツフィールドは12月決算企業で期末一括配当銘柄です。毎年12月末に期末配当の権利がもらえます。
スポーツフィールドの配当金について
・2023年12月期の期末配当・・・1株30円
・2024年12月期の期末配当・・・1株15円(仮)
2024年12月期の期末配当から分割後の株主が対象になります。2023年12月期の期末配当については1株30円に修正されました(11月20日発表)。
2023年12月期の期末配当の権利付き最終日は2023年12月27日(水)です。配当金がほしい方は12月27日までに買えば間に合います。
分割前100株の株主(2023年12月期の期末配当)
配当金30円×100株=3,000円
分割前100株の株主の場合、配当金は3,000円(税込)もらえます。
分割後200株の株主(2024年12月期の期末配当)
配当金15円×200株=3,000円
同じ株主が2024年12月期の期末配当をもらうケースです。仮に前期と同じ配当水準を続けるなら、1株あたりの配当金が減っても株数が増えているので、もらえる金額は変わりません。
なお、スポーツフィールドは業績の変動によって配当金額も変わります(※)。「1株15円」ではないでしょう。
(参考)スポーツフィールド配当方針(2023年11月20日)
当社は成長過程にあり、事業拡大のための成長投資を最優先としつつ、同時に株主への利益還元を経営上の最重要課題と位置付けております。配当につきましては、安定的な財務基盤を維持するとともに将来にわたって企業価値を高めるための投資資金を確保しながら、配当性向20%を基準として(※1株当たり当期純利益の20%)、継続的かつ安定的な配当を行うことを基本方針といたします。