燦ホールディングスの株式分割と配当金、株主への影響について
燦ホールディングスの株式分割の主なポイントについて
2023年8月24日、東証プライム上場の燦ホールディングス(9628)が株式分割を発表しました。
・株式分割は「1→2」
・2024年3月期の期末配当から影響あり
詳細は以下の通りです。
燦ホールディングスの株式分割の詳細について
燦ホールディングスは、2023年9月30日を基準日として「1→2」の株式分割を行います。
現在100株の株主は、株式分割によって200株に増加します。ただし、全体の投資資金は変わりません。
(分割前)株価2,000円×100株=(分割後)株価1,000円×200株=資金20万円
株数が2倍に増えても、株価が2分の1になるので、投資資金は20万円で変わりません。
2023年9月28日から株価が2分の1になります。27日(水)までが分割前の株価、28日(木)から分割後の株価です。
燦ホールディングスの配当金への影響について
燦ホールディングスは3月決算企業です。毎年9月末に中間配当、翌年3月末に期末配当の権利がもらえます。
燦ホールディングスの配当金について
・2023年3月期の中間配当(22年9月)・・・1株21円
・2023年3月期の期末配当(23年3月)・・・1株23円
・2024年3月期の中間配当(23年9月)・・・1株23円(予)
・2024年3月期の期末配当(24年3月)・・・1株11.5円(予)
2024年3月期の期末配当から、分割後の株主が対象になります。前回予想は23円でした。株式分割前で1株23円になるので、配当金の実質的な変更はありません。
分割前100株の株主(2024年3月期の中間配当)
配当金23円×100株=2,300円
分割前100株の株主の場合、配当金は2,300円(税込)もらえます。
分割後200株の株主(2024年3月期の期末配当)
配当金11.5円×200株=2,300円
同じ株主が2024年3月期の期末配当をもらうケースです。1株あたりの配当金が減っても、株数が2倍に増えているので、中間配当のときと、もらえる金額は変わりません。
分割後100株の株主(2024年3月期の期末配当)
配当金11.5円×100株=1,150円
分割後に100株買った株主は、配当金が1,150円(税込)もらえます。
2024年3月期の中間配当の権利付き最終日は2024年9月27日(水)です。期末配当の権利付き最終日は2024年3月27日(水)です。配当金がほしい方は、それぞれの権利付き最終日までに買えば間に合います。