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リブワーク、2分割と優待の実質拡充を発表、直近の配当に影響なし

2月10日、東証マザーズ上場のリブワーク(1431)が株式分割と株主優待の変更を発表しました。

・株式分割は「1→2」
・2021年3月の配当の権利は分割前(6月の権利は分割後)
・分割後も優待内容を変えないので、実質的な拡充となる
・配当金と優待の権利付き最終日:2021年3月29日
・株価1,816円(2/19)

詳細は以下の通りです。

株式分割の詳細について

リブワークは、2021年3月31日を基準日として、「1→2」の株式分割を行います。

現在、100株の株主は、株式分割によって200株に増加します。ただし、全体の投資資金は変わりません。

(分割前)2,000円×100株=(分割後)1,000円×200株=資金20万円

株数が2倍に増えても、株価が2分の1になるので、投資資金は20万円で変わりません。

2021年3月30日から株価が2分の1になります。29日(月)までが分割前の株価、30日(火)以降が分割後の株価です。

配当金への影響について

リブワークの配当金について

2021年3月の配当金については、株式分割前の株主が対象になります。権利付き最終日は2021年3月29日です。

3月29日までに買うと、1株につき2.25円もらえます。例えば、100株の株主の配当金を計算すると

配当金2.25円×100株=225円

となり、225円(税込)です。

なお、リブワークは6月決算企業で3ヶ月ごとに優待と配当金がもらえます。

・第1四半期・・・7月~9月(優待と配当の権利確定月:9月)
・2020年10月・・・株式分割「1→2」
・第2四半期・・・10月~12月(優待と配当の権利確定月:12月)
・第3四半期・・・翌年1月~3月(優待と配当の権利確定月:3月)←今ココ
・2021年4月・・・株式分割「1→2」
・第4四半期・・・翌年4月~6月(優待と配当の権利確定月:6月)

2020年10月に2分割、2021年4月に2分割と株式分割を行っているので、1株あたりの配当金が減っています。

ただし、株式分割によって株数も増えているので、株主が受け取る配当金額は変わりません。

先ほどの100株の株主の場合

(分割前:2021年3月)配当金2.25円×100株=225円
(分割後:2021年6月)配当金1.125円×200株=225円

となります。

株主優待の詳細について

(分割後)3月末・9月末・12月末

(1)対象となる株主・・・毎年3月末・9月末・12月末の株主名簿に記載または記録された1,000株以上保有の株主
(2)株主優待の内容・・・優待ポイント
・1,000株以上(1年未満)・・・15,000pt
・1,000株以上(1年以上)・・・16.500pt
※継続保有1年以上・・・毎年3月末・6月末・9月末・12月末の株主名簿に同一株主番号で連続5回以上記載または記録された株主

(分割後)6月末

(1)対象となる株主・・・毎年6月末の株主名簿に記載された100株以上保有の株主
(2)株主優待の内容
・100株以上・・・クオカード1,000円分
・1,000株以上・・・クオカード1,000円分+投資用アパート1%割引+15,000pt(1年以上で16,500pt)
・5,000株以上・・・クオカード1,000円分+投資用アパート2%割引+15,000pt(1年以上で16,500pt)
・10,000株以上・・・クオカード1,000円分+投資用アパート3%割引+15,000pt(1年以上で16,500pt)
※継続保有1年以上・・・毎年3月末・6月末・9月末・12月末の株主名簿に同一株主番号で連続5回以上記載または記録された株主

リブワークの株主優待は、ポイントとクオカード、投資用アパート建物本体価格割引券の3つです。

毎年3月末と9月末、12月末の株主はポイントのみ、毎年6月末は3つ全てもらえます。

リブワークの株主を1年以上続けると、ポイントが10%アップです。年間6万ポイントになり、10%アップの株主は66,000ポイントです。

今後の権利付き最終日と、もらえる優待について

・2021年3月優待・・権利付き最終日:2021年3月29日(ポイント)
・2021年6月優待・・権利付き最終日:2021年6月28日(クオカード2,000円分+割引券+ポイント)
・2021年9月優待・・権利付き最終日:2021年9月28日(ポイント)
・2021年12月優待・・権利付き最終日:2021年12月28日(ポイント)
・2022年3月優待・・権利付き最終日:2022年3月29日(ポイント)

今後の権利付き最終日と、もらえる優待はご覧の通りです。

2021年6月優待については、クオカードの金額がアップします。内訳は、通常の1,000円分に加えて記念株主優待1,000円分の合計2,000円分です。

2021年6月限定となり、2022年6月以降は元に戻ります。

リブワーク日足チャート

リブワーク日足チャート

2月19日終値1,816円。発表直後に上昇しましたが、今は落ち着いています。

優待をもらうための投資資金について

・株価1,816円×50株=90,800円(クオカード)
・株価1,816円×1,000株=181万6000円(クオカード+割引券+ポイント)
・株価1,816円×5,000株=908万円(クオカード+割引券+ポイント)
・株価1,816円×10,000株=1816万円(クオカード+割引券+ポイント)

株式分割前に株主になる場合です。「クオカードだけ」もらうなら、分割後に買っても間に合います。分割前に買うなら半分の50株で大丈夫です。

90,800円の資金でクオカード2,000円分がもらえます。

2021年3月優待のポイントをもらうなら、1,000株は181万6000円、5,000株は908万円、1万株は1816万円が必要です。

ほしい優待と購入時期を考えて、株数をうまく調節したいです。

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