日本和装ホールディングス、中間配当無配と優待廃止で株価急落
8月13日、東証2部上場の日本和装ホールディングス(2499)が配当予想の修正と株主優待の廃止を発表しました。
・2020年12月期の中間配当が無配
・株主優待ポイント廃止
・2020年12月優待が最後
詳細は以下の通りです。
配当予想の修正について
2020年12月期(2020年1月~12月)の中間配当が無配になりました。期末配当についても未定です。
前記は中間配当4円、期末配当9円の計13円でした。
株主優待の廃止について
(廃止になった優待)
(1)対象となる株主・・・毎年12月31日現在の株主名簿に記載または記録された500株以上保有の株主
(2)株主優待の内容
・500株以上・・・3,000ポイント
・600株以上・・・4,000ポイント
・700株以上・・・5,000ポイント
・800株以上・・・6,000ポイント
・900株以上・・・7,000ポイント
・1,000株以上・・・10,000ポイント
・1,000株以上・・・10,000ポイント
・3,000株以上・・・30,000ポイント
・4,000株以上・・・40,000ポイント
日本和装ホールディングスの株主優待はポイントです。毎年12月末の株主は年1回、優待がもらえました。
2021年12月優待は廃止となります。次回、2020年12月優待が最後です。
日本和装ホールディングス日足チャート
8月14日終値254円。前日比48円安(-15.89%)でした。
同時に発表された決算では、第2四半期で赤字に転落しました。コロナで売上高は3割減。
着物販売や着付け教室など、他の事業に比べて影響が大きいです。
出来高が増えているので、押し目買いの投資家もいます。ただ、2020年12月優待の権利が過ぎると優待投資家の売りが出るのは確実です。
業績が回復するまで、この銘柄には近づかない方が良いでしょう。