テクノマセマティカルの株式交換による上場廃止と株主の影響について(2026年10月1日廃止)
テクノマセマティカルの上場廃止とマネーゲームについての続きです。
東証スタンダード上場のアバールデータ(6918)は、2026年9月11日(金)、東証スタンダード上場のテクノマセマティカル(3787)を株式交換により完全子会社化することを発表しました。
テクノマセマティカルの株式交換による上場廃止の概要とスケジュール
アバールデータは、金銭(現金)を対価とする株式交換の手続きを用いて一般株主の保有する株式をすべて取得します。テクノマセマティカルは上場廃止を予定していますが、その後はアバールデータの完全子会社となります。
1株あたりの買取価格は690円に設定されています。
テクノマセマティカルの株式の売買および手続きに関する主なスケジュールは以下の通りです。
・ 臨時株主総会基準日: 2026年9月30日(水)
・ 売買最終日: 2026年9月30日(水)
・ 上場廃止日: 2026年10月1日(木)
・ 臨時株主総会: 2026年11月12日(木)
・ 買取代金の交付時期(効力発生日): 2026年12月3日(木)
保有する株式数に応じた受取金額の具体例
株式交換が行われると、一般株主が保有する株式の代わりに以下の金額が支払われます。
・ 100株保有している場合: 690円 × 100株 = 69,000円
・ 1,000株保有している場合: 690円 × 1,000株 = 690,000円
買取代金は、株式交換の効力発生日(2026年12月3日予定)以降、配当金受領口座などの指定口座へ順次振り込まれます。
テクノマセマティカルの株価見通し
9月11日の終値は326円でした。発表翌営業日以降、株価は買取価格690円に近い水準まで上昇し、その後は売買最終日まで横ばいで推移することが予想されます。
テクノマセマティカルの株主の今後の選択肢と注意点
1株690円での買い取り(金銭対価の株式交換)を実施するには、臨時株主総会での承認が必要となります。テクノマセマティカルの臨時株主総会は、上場廃止後の2026年11月12日(木)に開催される予定です。
既存の株主の方には、主に以下の2つの選択肢があります。
売買最終日(9月30日)までに市場で売却する
市場で売却することで、株式交換の効力発生日(12月3日)を待たずに即座に現金化できます。ただし、市場価格は買取価格(690円)をわずかに下回る水準で推移することが一般的です。
上場廃止後も保有し続け、買取代金の交付を受ける
手続きを行わずにそのまま保有を続けた場合、12月3日以降に1株あたり確実に690円の現金が指定口座へ交付されます。
なお、上場廃止後に交付金銭として受領する場合、市場での売却とは税務上の取扱い(みなし配当の発生や損益通算の可否など)が異なる場合があります。確定申告等の取り扱いが気になる方は、事前に証券会社や税務署などへ確認しておくことをおすすめします。






