アレンザホールディングスのTOBによる上場廃止と配当金、株主優待、株主への影響について(TOB価格1,465円)
東証プライム上場のコーナン商事(7516)は、2026年2月12日(木)、同じくプライム市場に上場するアレンザホールディングス(3546)に対し、TOB(株式公開買付け)を実施すると発表しました。
アレンザホールディングスのTOB:非公開化による上場廃止
このTOBは、コーナン商事が親会社のバローホールディングス以外の一般株主が保有するアレンザホールディングスの株式を取得し、非公開化することを目的としています。TOBが成立し、その後の一連の手続きが完了すれば、アレンザホールディングスは上場廃止となる見込みです。
アレンザホールディングスの株主が保有株を売却するには、指定の期間内にTOBに応募する方法と、株式市場で売却する方法の2つの選択肢があります。
TOBの条件とスケジュール
1. 買付価格(TOB価格):1,465円
2. 買付期間(TOB期間):2026年2月13日(金)から3月30日(月)まで(30営業日)
3. 決済開始日:2026年4月6日(月)
4. 買付予定数(下限):4,744,300株
5. 公開買付代理人:大和証券
6. 配当:TOB成立を条件に2026年2月期の期末配当は無配となる予定
7. 優待:TOB成立を条件に廃止される予定
アレンザホールディングスの株価見通し
TOB発表前(2月12日)の終値は1,212円でした。TOB価格の1,465円は終値を大幅に上回るため、発表後はTOB価格にサヤ寄せする形で株価が上昇し、上場廃止まで1,465円近辺で推移することが予想されます。
TOBに応募するメリット
アレンザホールディングスのTOBに応募するメリットは、株価の変動を気にせずに、TOB価格の1,465円で株式を売却できることです。
具体的には、アレンザホールディングスの株式を保有している証券会社から、原則として大和証券へ移管し、応募手続きを行う必要があります。
TOBが成立した場合、2026年4月6日以降に買付代金が支払われる予定です。
TOBによる配当への影響
アレンザホールディングスは2月決算企業です。配当の権利確定日は毎年8月末(中間配当)と2月末(期末配当)です。
2026年2月期の期末配当については、TOB成立を条件に無配となる予定です。不成立となった場合は、配当が再度検討される可能性があります。
TOBによる株主優待の影響
アレンザホールディングスの株主優待はJCBギフトカードです。毎年2月末の株主は年1回、優待を受け取れます。
2026年2月末に権利が確定する優待はTOB成立を条件に廃止され、2025年2月分が最後となります。
アレンザホールディングスのTOBと株主への影響
TOB価格の1,465円は、2026年1月の高値である1,275円を大幅に上回る水準です。これにより、多くの株主にとって有利な価格で利益を確定できる状況となります。アレンザホールディングスの上場廃止が決定することで、株主は保有株式の売却により最終的な損益を確定させることになります。
投資家が検討するポイント
(1)含み益がある場合:TOBに応募することで利益を確定できる
(2)資金を早急に確保したい場合:TOBの決済日を待たずに、株式市場で売却できる
(1)TOBに応募するには、原則として、大和証券の口座が必要です。口座がある方はTOB開始時に応募手続きをご確認ください。
(2)2月13日以降に株式市場で売却できます。








