JMホールディングスの株式分割は2025/10/30、配当金、株主優待、株主への影響について
東証プライム上場のJMホールディングス(3539)は、2025年9月12日(金)に株式分割を発表しました。
JMホールディングスの株式分割に関する主なポイント
・ 1株が2株に分割され、株価は分割前の半分に調整される
・ 2025年10月29日(水)が株式分割の権利付き最終日
・ 2025年10月30日(木)から分割後の株価で取引開始
・ 2026年7月期の中間・期末配当は分割後の株数に基づいて計算される
・ 2026年7月の優待から新制度が適用される
JMホールディングスの株式分割の詳細
JMホールディングスは2025年10月31日を基準日とし、その日の株主名簿に記載されている株主に対して、1株を2株に分割します。
例えば、分割前に100株を保有する株主は、分割後に200株を保有することになります。ただし、株価も調整されるため、時価評価額に変化はありません。
例:分割前の株価が3,000円の場合
・ 分割前:株価3,000円 × 100株=300,000円
・ 分割後:株価1,500円 × 200株=300,000円
この株式分割において、2025年10月29日(水)が株式分割の権利付き最終日です。この日までに株式を保有していれば、分割の権利を取得できます。
そして、2025年10月30日(木)が株式分割の権利落ちとなり、分割後の株価水準で取引が始まります。権利落ち以降に購入した場合は、分割の権利は得られません。
JMホールディングスの配当について
JMホールディングスは7月決算の企業です。毎年1月末が中間配当、7月末が期末配当の権利確定日です。
2026年7月期の配当の詳細
・ 中間配当:1株あたり12円(分割後の株数に適用)
・ 期末配当:1株あたり12円(分割後の株数に適用)
2026年7月期の中間配当および期末配当は、株式分割後の株数を基準として、それぞれ1株あたり12円を予定しています。これは株式分割前に換算すると、それぞれ1株あたり24円、年間配当は48円に相当します。
この配当を受け取るには、中間配当の権利付き最終日である2026年1月28日(水)、または期末配当の権利付き最終日である2026年7月29日(水)までに株式を保有している必要があります。
JMホールディングスの株主優待について
新制度(2026年7月優待)
(1)対象となる株主:毎年7月31日現在の株主名簿に記載または記録された、分割後100株以上を1年以上保有する株主
(2)株主優待の内容
・ 分割後100株以上:自社グループ商品券1,000円分
・ 分割後200株以上:2,500円相当の精肉関連商品、南魚沼産こしひかり2kg、自社グループ商品券2,500円分のいずれか
・ 分割後1,000株以上:3,500円相当の精肉関連商品、南魚沼産こしひかり3kg、自社グループ商品券3,500円分のいずれか
・ 分割後2,000株以上:5,000円相当の精肉関連商品、南魚沼産こしひかり5kg、自社グループ商品券5,000円分のいずれか
・ 分割後20,000株以上:10,000円相当の精肉関連商品、南魚沼産こしひかり10kg、自社グループ商品券10,000円分のいずれか
JMホールディングスの株主優待は商品券、精肉関連商品、こしひかりです。毎年7月末の株主は年1回、優待を受け取れます。
2026年7月優待について
2026年7月末に権利が確定する優待から新制度となり、株式分割後の株数に基づいて適用されます。新制度では、「分割後100株以上200株未満」の株主向けに優待が新設され、優待の各段階で必要な株数が見直されました。
この優待は、権利確定日である2026年7月31日から遡って1年以上継続して株式を保有している株主が対象となります。そのため、遅くとも2025年7月29日(火)の権利付き最終日までに株式を購入し、売却せずに保有し続ける必要があります。
2027年7月優待について
これから株主になる方は、2027年7月の優待が対象となります。遅くとも2026年7月29日(水)の権利付き最終日までに株式を購入し、売却せずに保有し続ける必要があります。