SHINKOの株式分割は2025/9/29、配当金、株主への影響について
2025年8月8日、東証スタンダード上場のSHINKO（しんこー、証券コード：7120）は株式分割を発表しました。
SHINKOの株式分割に関する主なポイント
・ 保有株数が3倍になり、株価は分割前の3分の1に調整される
・ 分割後も時価評価額に変化はない
・ 2026年3月期の期末配当は、分割後の株数に基づいて計算される
SHINKOの株式分割の詳細
SHINKOは2025年9月30日を基準日として、その日の株主名簿に記載されている株主に対して、1株を3株に分割します。
例えば、分割前に100株を保有する株主は、分割後に300株を保有することになります。ただし、株価も調整されるため、時価評価額に変化はありません。
例：分割前の株価が2,400円の場合
・ 分割前：株価2,400円 × 100株＝240,000円
・ 分割後：株価800円 × 300株＝240,000円
この株式分割に際して、2025年9月26日（金）が株式分割の権利付き最終日となります。この日までに株式を保有していれば、株式分割の権利が得られます。
そして、2025年9月29日（月）が権利落ち日です。この日になると株式分割の権利がなくなるため、株価は分割後の水準に調整されて取引が始まります。
SHINKOの配当について
SHINKOは3月決算の企業で、期末に一括配当を行う企業です。毎年3月末に期末配当の権利確定日があります。
2026年3月期の配当の詳細
・ 期末配当：1株あたり35円（分割後の株数に適用）
2026年3月期の期末配当は、株式分割前の1株あたり105円を、1株を3株に分割することに合わせて1株あたり35円に調整しました。これにより、実質的な配当額に変更はありません。
この配当を受け取るには、期末配当の権利付き最終日である2026年3月27日（金）までに株式を保有している必要があります。
