アクアライン、有報が間に合ってリバウンド
アクアラインが有報未提出で監理銘柄(確認中)に指定されるの続きです。
10月10日、東証グロース上場のアクアライン(6173)が2025年2月期の第1四半期報告書を提出しました。これにより、東証はアクアラインの監理銘柄(確認中)の指定を解除しました。
アクアライン日足チャート
・10月10日:始値328円、高値397円、安値328円、終値359円、出来高19万7500株
アクアラインの日足チャートです。右端のローソク足が10日のものです。10日終値は前日比27円高の359円でした。
EDINET(エディネット)に載ったのが11時12分でした。前場の取引時間中だったので、早く気づいた投資家ほど有利な条件で売買できました。
株価は14分から急騰し、22分に高値397円をつけます。ただし、監理銘柄に指定されてから株価が値下がりしていないので、リバウンドも小さかったです。
さらに、後場は失速し、上げ幅も縮小しました。おそらく、利益確定売りが出たのでしょう。
アクアラインの短期売買は成功しましたが、上場廃止リスクに見合うリターンが得られたとは思いません。エネチェンジなどの過去の事例と比べると、物足りない結果になりました。