ローツェの株式分割は8/29、配当金、株主への影響について
ローツェの株式分割の主なポイントについて
2024年4月11日、東証プライム上場のローツェ(6323)が株式分割を発表しました。
・株式分割は「1→10」
・2025年2月期の期末配当から影響あり
詳細は以下の通りです。
ローツェの株式分割の詳細について
ローツェは2024年8月31日を基準日として、「1→10」の株式分割を行いました。
分割前で100株の株主は、株式分割によって1,000株に増加します。ただし、全体の投資資金は変わりません。
(分割前)株価22,000円×100株=(分割後)株価2,200円×1,000株=資金220万円
株数が10倍に増えても株価が10分の1になるので、投資資金は220万円で変わりません。
2024年8月29日から株価が10分の1になりました。28日(水)までが分割前の株価、29日(木)から分割後の株価です。
ローツェの配当金への影響について
ローツェは2月決算企業で期末一括配当銘柄です。毎年2月末に期末配当の権利がもらえます。
ローツェの配当金について
・2024年2月期の期末配当・・・1株135円
・2025年2月期の期末配当・・・1株16円
2025年2月期の期末配当から分割後の株主が対象になります。1株16円を予定しています。株式分割前で1株160円になるので、実質的な増配です。
分割前100株の株主(2024年2月期の期末配当)
配当金135円×100株=13,500円
分割前100株の株主の場合、配当金は13,500円(税込)もらえます。
分割後1,000株の株主(2025年2月期の期末配当)
配当金16円×1,000株=16,000円
同じ株主が2025年2月期の期末配当をもらうケースです。1株あたりの配当金が減っても株数が増えているので、もらえる金額は前期より2,500円多いです。
2025年2月期の期末配当の権利付き最終日は2025年2月26日(水)です。配当金がほしい方は、2月26日までに買えば間に合います。