大本組の株式分割と配当金、株主への影響について
大本組の株式分割の主なポイントについて
2023年5月11日、東証スタンダード上場の大本組(1793)が株式分割を発表しました。
・株式分割は「1→3」
・2024年3月期の期末配当から影響あり
詳細は以下の通りです。
大本組の株式分割の詳細について
大本組は、2023年9月30日を基準日として、「1→3」の株式分割を行います。
現在100株の株主は、株式分割によって300株に増加します。ただし、全体の投資資金は変わりません。
(分割前)株価7,500円×100株=(分割後)株価2,500円×300株=資金75万円
株数が3倍に増えても、株価が3分の1になるので、投資資金は75万円で変わりません。
2023年9月28日から株価が3分の1になります。27日(水)までが分割前の株価、28日(木)から分割後の株価です。
大本組の配当金への影響について
大本組は3月決算企業で期末一括配当銘柄です。毎年3月末に期末配当の権利がもらえます。
大本組の配当金について
・2023年3月期の期末配当・・・1株170円
・2024年3月期の期末配当・・・1株60円
2024年3月期の期末配当から、分割後の株主が対象になります。株式分割を考慮しない場合は1株180円です。10円増配です。
分割前100株の株主(2023年3月期の期末配当)
配当金170円×100株=17,000円
分割前100株の株主場合、配当金は17,000円(税込)もらえました。
分割後300株の株主(2024年3月期の期末配当)
配当金60円×300株=18,000円
同じ株主が2024年3月期の期末配当をもらうケースです。1株あたりの配当金が減っても、株数が3倍に増えているので、前期に比べて1,000円多くもらえます。
分割後100株の株主(2024年3月期の期末配当)
配当金60円×100株=6,000円
分割後に100株買った株主は、配当金が6,000円(税込)もらえます。
次回、2024年3月期の期末配当の権利付き最終日は2024年3月27日(水)です。配当金がほしい方は、権利付き最終日までに買えば間に合います。