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高島の株式分割と配当金、株主への影響について

高島の株式分割の主なポイントについて

2023年5月11日、東証プライム上場の高島(8007)が株式分割を発表しました。

・株式分割は「1→4」
・2024年3月期の期末配当から影響あり

詳細は以下の通りです。

高島の株式分割の詳細について

高島は、2023年9月30日を基準日として、「1→4」の株式分割を行います。

現在100株の株主は、株式分割によって400株に増加します。ただし、全体の投資資金は変わりません。

(分割前)株価4,000円×100株=(分割後)株価1,000円×400株=資金40万円

株数が4倍に増えても、株価が4分の1になるので、投資資金は40万円で変わりません。

2023年9月28日から株価が4分の1になります。27日(水)までが分割前の株価、28日(木)から分割後の株価です。

高島の配当金への影響について

高島の配当金への影響について

高島は3月決算企業です。毎年9月に中間配当、翌年3月に期末配当の権利がもらえます。

高島の配当金について

・2023年3月期の中間配当(22年9月)・・・1株70円
・2023年3月期の期末配当(23年3月)・・・1株100円
・2024年3月期の中間配当(23年9月)・・・1株70円(予定)
・2024年3月期の期末配当(24年3月)・・・1株25円(予定)

2024年3月期の期末配当から、分割後の株主が対象になります。ただし、株式分割を考慮しないで計算すると1株100円になるので、実質的な変更はありません。

分割前100株の株主(2023年3月期の期末配当)

配当金100円×100株=1万円

分割前100株の株主の場合、配当金は1万円(税込)もらえました。

分割後400株の株主(2024年3月期の期末配当)

配当金25円×400株=1万円

同じ株主が2024年3月期の期末配当をもらうケースです。1株あたりの配当金が減っても、株数が4倍に増えているので、もらえる金額は変わりません。

分割後100株の株主(2024年3月期の期末配当)

配当金25円×100株=2,500円

分割後に100株買った株主は、配当金が2,500円(税込)もらえます。

2024年3月期の中間配当の権利付き最終日は2024年9月27日(水)です。期末配当の権利付き最終日は2024年3月27日(水)です。配当金がほしい方は、それぞれの権利付き最終日までに買えば間に合います。

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